旧年中お世話になった人、遠く会えない人に「年賀状」のご挨拶。
あなたは今年、何枚の年賀状を書きましたか。
そして、誰から年賀状が届きましたか。
私はもうしばらく、そんなワクワク感を感じていません。
今年になって、それがちょっとさみしいと思うようになりました。
最後に年賀状を書いたのは5年以上前
学生の頃は、友だちや離れて暮らす親戚に宛てて、年賀状を書くこともしていました。
1月1日の朝、ポストを覗いて自分宛に何枚年賀状が届いているかを確認するのも楽しみでした。
私が最後に年賀状を書いたのは、ケーブルテレビ局員時代。
その会社は「みんなが社員全員に年賀状を送る」という風習が、会社の中でできていました。
決して人数の多い会社ではないので、不可能ではありません。
最初は社内の一人ひとりを思い浮かべながら、年賀状を書こうとがんばってみましたが……
書かなくなったら届かなくなった
私が会社を辞めると、その年賀状も一通も届かなくなりました。
年賀状にまつわる苦い思い出です。
それから私が年賀状を書くことはなくなりました。
書かなくなると、自然と届く年賀状も少なくなって……
いつしか1枚も届かなくなってしまったんですよね。
ここ数年は年賀状が届かないことに対して感じるものは何もありませんでした。
でも、今年になって、それがさみしいことではないかと感じるようになりました。
今年は年賀状書けばよかったな
感染症流行で年賀状の配達の量が増えているようなニュースを見ました。
たしかに、友だちにも気軽に会えなくなって、様子が気になる子もいます。
逆に、SNSを使った連絡が、以前より増えた子もいるけど……
会えない分「つながり」を感じる機会が減ってしまったような気がして、すごくさみしい。
そんな時に、家に自分のためだけの手書きの年賀状が届いたら……
めっちゃうれしくないですか。
私はうれしい!
ということで、今年は年賀状書けばよかったな〜と、新年初っ端から後悔じみています。
本当に繋がっていたい人と
「誰かに決められているから」「みんなが書いているから」書かなきゃ! という気持ちより……
自分が書きたい人に一枚一枚心を込めて書くようなつながりを作りたいですね。
年賀状を「面倒くさいもの」という印象にしてしまった自分の価値観よ、サラバ!
年末は本当に繋がっていたい人を思いながら、年賀状の作成に励んでいたいな。
今年は自分と人とのこれまでの関係を見つめて、新しい出会いにも積極的でいたいです。
いろんな人と繋がれますように〜。