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就職 資格

ぶっちゃけ登録販売者ってどう? デメリットを私なりに斬る

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医薬品登録販売者の資格に興味あるけど……

「実際に取ったところで役に立つのかな」
「仕事が続くか心配、つらいことはないかな」

と、不安な気持ちがある人もいるかもしれません。

結論から言って、登録販売者の資格はいいところがたくさん!
現に同じ仕事が2年と続かなかった私が、くすりに携わるようになって5年が経ちました。
毎日楽しくお仕事できています。

中にはきっと、デメリットと思われるような仕事の現実はあるかもです。
でも、それを上回るくらいに、今は仕事への意欲がたっぷり。

ということで今回は、

  • 医薬品登録販売者という資格に考えられるデメリット
  • それを凌駕する前向きな考え方

をご紹介したいと思います。

「医薬品登録販売者」こんなデメリットを斬る!

主に、登録販売者の資格の現実を知った人がぶちあたる試練を考えてみました。

登録販売者のデメリット

  • 決まった時間数経験を積まないといつまでも「研修中」
  • 試験に受かっただけではくすりの接客はできない
  • 推奨品の販売を強いられることもある
  • 医薬品以外の仕事が多い

これらのマイナスポイントを順番に斬っていきます。

決まった時間数経験を積まないといつまでも「研修中」

試験に合格して、販売従事登録を済ませれば、誰でも立派な医薬品登録販売者!
ではありません。

登録販売者試験は受験資格に制限はありません。
老若男女問わず、誰でも受験が可能です。

でも、一人前の登録販売者として「働くこと」に条件があります。
それは、決まった時間数の「実務経験」をこなしていることです。

今は直近5年間のうちに2年以上の実務経験(累計1920時間以上)がある人が実務経験を満たした人として一人前扱いされます。
それまでは「研修中」の資格者として働きます。

研修中」の登録販売者は、一人で売り場に立ち、くすりを販売することは許されません。

誰か必ず、実務経験を満たした登録販売者か、薬剤師がいなければならないのです。

「研修中」であることでむしろ堂々と学ぶことに力を注げる

「研修中」の登録販売者は、上にも書いた実務経験を満たした登録販売者か、薬剤師の指導を受けながらでないと、売場を回すことができません。

でも、それはむしろ「堂々と指導を受けられる」立場にあると言っていいのではないでしょうか。

もちろん一人前の登録販売者になっても、日々の学びを怠ってはいけません。

ですが、研修中の間にわからないことをどんどん聞いたり調べたりと知識にして、水を吸ったスポンジのように蓄えていくことができれば……
いざ、管理者としての立場になったときに、とても自信に繋がると思うのです。

研修中のときはその立場を存分に利用するほかありません。
どんどん勉強して、楽しくお仕事しましょう。

試験に受かっただけではくすりの接客はできない

試験勉強をしてみるとすぐにわかるのですが……
登録販売者の試験には「接客などの実務」に直結する問題は一切出題されません。

そのため、試験に合格しただけで売場に立っても

  • 成分の知識があっても「商品」知識がつけられていない
  • お客様の相談にこたえられる「接客」技術がついていない

などなど、実務ならではの困難が舞い込んできます。

せっかくたくさん勉強して、登録販売者になれたのに……
ここでつまずいて自信を無くしてしまう人もいると思います。

合格後は「実務」ならではの勉強を続ければよし

この医薬品登録販売者という資格。
合格しても勉強をし続けなければならないものだと考えています。

専門書を読んだりするのも知識を増やすのに重要ですが……
やっぱり一番はどんどんお客様に声をかけて接客の場数を踏むことです!

そして、その接客の一つ一つをノートにまとめて振り返るといいでしょう。

  • お客様にどんなことを聞かれたか
  • どんなことを尋ねればよいと思ったか
  • 何がわからなかったか
  • どんなお薬を選んだか

などなど、いろんなことをメモして、たくさん読み返しましょう。
私は今でも昔の接客ノートを読み返しますよ~。

メモをとるクセをつけるのはとってもおすすめです~。

推奨品の販売を強いられることもある

食料品や日用品を安く売る分、やっぱり医薬品を販売することで利益を出していると思います。
中でも、粗利が多く取れる医薬品や化粧品、健康食品が「推奨販売品」として会社で指定されていることもあるでしょう。

この「推奨販売品」を、より多くのお客様におすすめし、購入してもらえるよう、会社はいろんな企画を日々の業務の中にねじ込んできます。

どうしても利益優先だったり、自分のノルマの達成を気にしたりしがちだったりします。
本当はそんなにおすすめする気持ちがないのに、お客様に商品の説明をしていると、まるで「押し売り」しているように感じてしまう資格者も多いのではと考えます。

商品に興味を持ち、従業員一丸となるいい機会

「推奨販売品」をすすめることが、ノルマや評価などの自分の都合であってはよくありません。
これらの商品はとても優秀なものであることが多いのですから、私たちは積極的にお客様に販売してもいいと思います。

本来、どんなものもまずは「商品に対する知識」がなければそれをおすすめすることができません。

商品に興味をもつことで商品の知識を増やそうと努力するようになること。
その商品を売るために従業員同士情報を共有し、販促することでお店を盛り上げること。

これができるのが推奨販売品のあるメリットではないかと思います。

まずは自分の勤める店にどんな商品が並んでいるのか、興味を持つことからはじめたいですね。

医薬品以外の仕事が多い

医薬品登録販売者になると、医薬品売場にぼーっと立っているだけで仕事になると思ったら大間違いです。

とくにドラッグストアでお勤めであれば、医薬品の相談よりなによりやることがたくさんあります!

ドラッグストアの主な仕事

  • 重いケースも持ち上げる「品出し」
  • 食料品や日用品など医薬品じゃない商品の「発注」
  • 一日中ひたすら「レジ打ち」や商品棚の「前出し」
  • おすすめ商品紹介やお客様へのお願いなどの「POP作成」

もっとお薬に携われるものだと思った……
と、がっかりする新人登録販売者は多いのではないかと思われます。

え? くすりの仕事以外もたのしいよ?

ひとつひとつの仕事は地味だったり資格と関係なかったりするかもですが……
やってみるといろいろな発見があっておもしろいものですよ。

むしろこういう仕事をひっくるめてやってみたいという人こそ、ぜひ資格を取ってがんばってほしいなって思います。

せっかくだからつまんなそうに仕事するより、たのしいところ見つけながらしたほうがいいですよ~。

デメリットなんて余裕でつぶせるくらいたのしい仕事ができます

こんな感じで、物事考えることができれば、資格に対してとくに問題を感じることはありません。

むしろ資格をとってお仕事を始めれば

登録販売者のメリット

  • 資格手当などで収入があがる
  • 就職先、転職先の選択肢が増える
  • 将来自分でくすり屋さんを開くことができる

などなど、生活を豊かにするようなすばらしいメリットもたくさん。
これはもう、医薬品登録販売者の試験、受験するほかないっしょ~。

たくさんの人が医薬品登録販売者という資格に興味をもって、目指してくれたら幸いです。

それでは、今日も元気にいってらっしゃい~。

-就職, 資格

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