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仕事観

就職浪人経験女が振り返る! 新卒採用や既卒就活

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ドラッグストアで医薬品登録販売者として働いているアラサー女の靉(あい)です。

資格を取得したのは大学卒業後二社目に就職した薬局を営む会社にいる頃。
卒業した大学では4年間ラジオやテレビの番組制作を学んでいました。

私は大学在学中の就職活動で、企業からの内定を一つももらえずに卒業しました。
「内定式」は幻の式典ですし「同期」というのも存在したことがありません。

卒業後はフリーターをしながら就職浪人。
1年後にケーブルテレビ局へ番組制作として入社。
その後、2年で会社を退社しています。

大学4年生のときの夏と、就職浪人中の夏。
この時期のつらさを私は知っています。

いま、かつての私と同じ思いをしている人がいると思うと、本当につらくなります。

  • 在学中に内定をひとつももらえなかった
  • 卒業後1年間の就職浪人をした
  • 2年で退職を決意した
  • 今の仕事がたのしい

そんな私の現実が、つらい今を生きるあなたの励みになることを祈って、記事を書きます。

新卒採用がすべてではないけれどチャンスではある

私の今の職場は転職をくり返し、三社目です。
三社目にして、自分の中で納得できる会社に就けていると感じています。

新卒採用ではなくても、自分が好きな仕事には就くことができます。

でも、新卒採用じゃないと得られないものはもちろんあります。

  • 新卒採用しかしていない会社が存在する
  • 内定式は新卒採用でないと経験できない
  • 同期は新卒採用でないと得られる可能性が低い
  • 入社後の研修などのフォローが新卒採用のほうが手厚い

とくに、大きな企業は新卒採用が大きなチャンスになったりしますよね。
目標がある人はこの機会を大切にしなければなりません。

新卒採用のとき自分に足りなかったと思うもの

内定をとれないと、自分の存在を否定されているような気持ちになります。

でも当時は「就職活動」することに必死で、みんなにあって自分に足りないものがなんなのか、全然わかりませんでした。

いま思えば、これが足りなかったのかな~と思うのが2つあります。

職に就くという「覚悟」

私は高校生の頃から「放送作家」になりたいと言って、日芸に入学しています。
大学在学中に、ドラマの脚本を勉強し始めたら「脚本家」を目指すことも視野に入れだしました。

モノを作ることが私の中の世界のすべてだったのです。
会社に就職することと、作家になることを、いつまでも天秤にかけていました。

でも結局のところ、どちらかに決める「覚悟」もなかったから……
就職活動は途中で離脱していましたし、卒業制作のひとつにいつまでものたうち回るしかないのが、最後の学生生活でした。

自分自身の深い「分析」

いわゆる「自己分析」ってやつですが……

  • 就活サイトが提示するような「100の質問」などに答える
  • 私の強みは、弱みは、とひとつひとつ考えてみる
  • 他人に自分を評価してもらう

など、新卒時代はいろいろやってみましたが……
結局こんなことをやるだけじゃ自分のことなんてわからなかったです。

でも結局ここがおろそかになっていたから、就職する覚悟も、作家を目指す覚悟もつかなかったのだと思っています。

自分の適職ってなんなんだろう

テレビやラジオが好きで放送業界にあこがれて、作家になるという夢までもった私。
大学は芸術学部の放送学科で、ラジオ制作を専攻しながら脚本の執筆も勉強して……

そんな私がいざケーブルテレビの番組制作を仕事にしたら、わずか2年で退職!

なぜこんなことが起きたのでしょう。

「やりたいこと」と「やれること」はちがう

以前、仕事をたんすの肥やしにたとえた記事を書きました。

自分の体型やアイテムのことを考えず「この服かわいい!」と言って買ってくると大抵失敗するという話です。
自分の「好み」だけでは全然物事を選択する判断材料にはならないのです。

自分がこうでありたいというイメージを思い描くことができることって、けっこう重要なんです。

だんだん自分のことがわかってきた

そんなこんなで、いろいろ働いていたら、なんとなく自分がどういう人間なのか、何を求め、何ができ、何になりたいのか、だんだん整理がついてきます。

デスクワークより、人と話しているほうが得意だな。
けっこう休日とりやすいこと重視しているな。
人をサポートする仕事がしたいな。
資格を活かせる職場がいいな。

もっとこうしたい、もっとこうでありたい。

物事を「明るい未来にいる自分」を軸に考えて、求めていくようになって……
今、ドラッグストアに勤務。

入社してきょうで1000日を迎えました。

自分のことをよくみつめるきっかけに

新卒採用がすべてではありません。

どこでもいいから内定を、という気持ちになること、よくわかります。
心から必要だと言ってくれと、私も日々思っていました。

でも、本当にどこでもいいわけではないんです。

8年ほどたった今思えば、もっと自分のことをわかっていれば、受ける企業も変わっただろうし、就職試験を受ける意欲もちがったのかもしれません。

私は自分がたのしく仕事ができるようになるまで、遠回りをしました。
でも、これから社会へはばたく若いみなさんには、ぜひ納得のいく就活をしてほしいと、心から祈っています。

何者にもなれないと悩む就活生に、私のエールよ届け~!

それでは、今日も元気にいってらっしゃい!

-仕事観

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