タンスの中の自分の洋服を整理していました。
ふだんそんなに洋服にたいして出費する方ではないのですけれど……出てくるのは買ったきり一度も着ないようなタンスの肥やしたち。
なんでそんなことになるのか、理由は自分でもわかっています。
目次
洋服を買う時はいつも「単体萌え」だから
洋服屋さんに行って、あるスカートを見て「かわいい!」から買います。
だってかわいいんだから、買わなきゃ損でしょ! と言って買います。
でも家に戻ってみると……
あれ? このスカート、いったい自分が持っている洋服の、どれに合わせて着ればいいんだろう。
何をとってもなんだかアンバランスだし、似合わない。
おまけに試着のときは全然気が付かなかったけど、なんだか私、太って見える!
かわいいと思って買ってきたのに、実際は全然スカートを着こなすことも、着る出番もなかったのです。
そしてスカートはタンスの奥へ、奥へと押しやられていくのです……これは悲しい!
仕事に関しても同じかもしれない
「あの職業がかっこいい! なりたい!」
と思って本当に就けたとしても……
実際には自分の苦手なことばかりだったり、何かと合わなかったりで思うように全然できなかったりします。
自分が思っていた結果が出せず、だんだんとその職業に就いていることが嫌になります。
結果、毎日でも着たいと思っていたその洋服を脱いでしまう……つまり、仕事を辞めてしまうのです。
なぜこんなことが起こるのでしょう。
「自分」を軸に見ていない
「将来自分はどんな人になっていたいだろう」
「どんな自分なら自分を好きでいられるだろう」
という基準で物事を考えると、そういう自分になるためにはどうすればいいかを考えるようになります。
洋服だったら、今自分が何を持っているのかを把握しなければならないし、仕事だったら、自分は何が得意なのかを洗い出さないとなりません。
体のどの部分がコンプレックスで、それを隠すためにはどんな服を選ばなければいけないかを考えるし、苦手なことがあれば克服するために何を努力すればいいのかを考えます。
それらに一生懸命労力を捧げられるのは、理想の自分、自分自身の明るい未来に近づくためだから!
自分自身の目標は自分自身でしっかり決める
前向きな目標で、なるべく具体的に考えると、それについて調べたり、計画を立てたり、選択したり、それに合わせて自分のやることが決まってくるんです。
自分が考えた「なりたい自分」に向かって努力していると、過去の経験とか、現状とか、気にならなくなります。
なぜなら今自分が見ているのは、繰り返しますが「明るい未来」だけだから!
だからもし今やっている仕事が楽しくないのであれば、なぜ楽しくないのか振り返ってみるのがいいです。
どんなに憧れた好きな世界の職業でも、大変なことはあるし、つらいことも悲しいことも経験します。
それでもなりたい自分になれるのであれば、その仕事をしている自分が好きでいられるのであれば、がんばって仕事を続けてみるのがいいですね。
そうでないのであれば、ちょっと立ち止まって、自分自身をみつめる時間を大切にするときなのかな、とぼんやり長々考えるのであります。
職業に「単体萌え」することが悪いことではない
憧れた職業で働き続けられるように、自分を変えることができれば問題ありません。
いつのときも変えられるのは「まわりの環境」じゃなくて「自分自身」なんですよ~!
いずれにせよ私は洋服選びがど下手なので、早急に何とかしなければ!
一度太った体型はなかなか戻ってくれないし、着たいものと着れるものは違うってこと、いいかげん理解しないと~と反省するのでありました。