宮藤官九郎さんの「俺の家の話」のシナリオが読みたくて、シナリオ本を探していたのですが、近所の本屋さんになく。
県内でも有数の大型書店へ足を運んだところ、ついに見つけました。
ところが……
本を手に取り、開いてページをめくり思ったのが……
「電子書籍のほうがいいかな」
と、いうことでせっかく出向いた本屋さんでは購入せず、電子書籍にて読むことを決めました。
一体なぜ。
それには、ちゃーんと理由がありました。
最近、細かい字を読むのがけっこうつらい
私、登録販売者のあい、今年の6月で32歳。
細かい文字で書かれた本を読むのを、避けたくなってきました。
え、老眼? 早くない?
老眼まではいってないかもしれないけれど……
子どもの頃の裸眼で両眼2.0くらいあった視力と比べたら、今の私の視力は……
健康診断では年々小さいコマが見えなくなってきたし。
けっこうなドライアイだなって自覚するところもあるし。
こうしてPCやタブレットやスマホを眺め続けてるのもあるし。
まあ、あんまり目にやさしくはしてきてないですよね〜う〜ん。
「俺の家の話」は書式が1ページ二段になってて、パッと開いた瞬間もう字の細かさにしか意識がいかなくて。
以前「タイガー&ドラゴン」を電子書籍で購入して読んだとき、すごく読みやすくて感動して。
だから「あ、Kindleで買って大きい画面で大きい文字を読もう」って思ったんです。
「若いうちにたくさん勉強しなさい」の真意
子どもの頃、よく人生の先輩方から「勉強は若いうちにたくさんしておきなさい」なんて言われますよね。
あの真意、今になってわかります。
歳をとってから勉強しようって思って参考書を買いますよね。
その参考書が、開いた瞬間細かい文字がびーっしりだったら、どうでしょう。
老眼がすすんだ両目で、老眼鏡をかけて本を遠ざけながら読むのって大変だろうな。
今はこうして電子書籍があるから、まだ勉強手段があるけれど……
「読みにくい」ってだけで、勉強を諦めてきた人、いるんだろうな。
本は読めるうちに読めるだけ読まなければならない
本は紙派か電子書籍派かって言われたら……
いままでは断然「紙派」でした。
ページをめくるあの紙の質感を感じるのもすごく好きだし、お気に入りの本を本棚に並べる楽しさもある。
大人になっても私はずっと紙の本だけを読んでいくものだと思っていました。
ところが!
私の電子書籍への道は、趣とか風情とか、そんなのとは全然関係ないところで開かれていました。
本が「読めなくなる」なんて将来、どんな子どもが想像して読書をしてくるでしょう。
だから決めました。
本は読めるうちに読めるだけ読んでおこう!
本は私を知らない世界へと連れてってくれる魔法の扉です。
自分の目を大切にしながら、少しでも長く読書を楽しみたいと思います。
今日もすてきな1日になりますように。
元気にいってらっしゃい〜!