私の手相は、少し変わっているところがあるらしく……
手のひらの中心に、こんなふうな「ばつ印」があるんです。
こんな感じで両手にあります。
これ、言われるまでみんなにあると思っていたんですけど……
どうやら珍しい手相の部類になるようです。
このばつ印ですが、私よりも、私の母の方がはっきりくっきりと刻まれています。
気になるのは、手相占いだとこのばつ印はどんな意味を持つのかってこと。
このばつ印がある人は「霊感が強い」と言われるようです。
たしかにお化けとかちょっと怖いし、金縛りにもあったりしたことはあるけど……
私自身はそんなに「霊感」を認識したことはありません。
でもたしかに、母に関していうとあながち嘘とは言えないことがあるのです。
目次
友達との約束がある中、ふと実家へ帰ろうと思う母
ある日、友達と遊ぶ約束をしていた母。
もうすぐ友達の家へ到着するほどの距離で、ふと、実家に帰ろうと思い立ちます。
当時は実家を離れて暮らしていた私の母。
とくに実家に用事があったわけでもありません。
それに、友達とは食事をする約束をしている状態。
けれど、母は友達の家へと向かわず、ハンドルを切り返して実家に向かうことにしました。
実家に戻ってきた母、何やら様子がおかしいと思う
母が車を降りると、家の方から私の祖父(母でいうお父さん)が駆け寄ってきます。
「ああ、来たか」と祖父。
連絡取らなかったけれど、よく来れたなというように、やや驚いた様子に見えます。
当時は携帯電話なんてものもないので、連絡が容易ではない時代でした。
母は、何だか様子がおかしいと感じながらも、実家へ足を運ぶと……
家のまわりがすごく明るい。
これは偶然? それとも、おじいちゃんが呼んだ?
なんと、おじいちゃん(私でいうひいおじいちゃん)のお葬式が開かれていたのです。
母はそんなことひと言も聞かされていません。
それなのに、なんと、当日の母は……
全身真っ黒な服装だったのです。
これから、友達の家へ遊びに行くはずだった母。
どうしてそんなコーディネイトにしたのか、わからないけれど……
何となく「今日は黒にしようかな」と思ったそうです。
そのまま、母はおじいちゃんのお葬式に参列することになりました。
母は、きっとおじいちゃんに呼ばれたんだと思っていると言っています。
いいものを引き寄せてくれる手相だったらいいけどな
家族に見守られるための「霊感手相」なのだとしたら、大切にしたいですね。
母の手相で羨ましいところは、はっきりくっきりとした濃い〜「運命線」
どんな占い師に手相を見せても褒められる、立派な線。
私は実のところぼやけてるというか、どれが運命線なのかわからないくらい……
手相を覆す行動力でがんがん仕事もがんばっていくぞ〜!
それでは、今日も元気にいってらっしゃい!