休憩室で店長がみかんを食べていました。
「俺、この時季になるとみかんやばいほど食うんだよね~」
「おいしいですよね~、私もみかんいっぱい食べます。ところで店長……」
みかんの超絶おいしい食べ方、知っていますか。
話に食いついた店長に、カンタン健康レシピを教えちゃいました~。
目次
ぶっちゃけ「焼きみかん」のことです
結論、みかんはトースターで「焼く」のが一番おいしい~!
- みかんを皮ごと
- オーブントースターに入れて
- 10分間くらいでチン!
たったこれだけでさらに栄養満点でおいしくみかんが食べられちゃいます。
みかんを焼くとなぜか「焼きいものにおい」がするのも焼きみかんの特徴のひとつ。
ほくほくしながら食べるジューシーなみかん。
ふしぎだけど、それがまたたのしくておいしくて、ぱくぱく食べちゃいます。
「焼きみかん」をすすめる3つのワケ
超絶カンタンなおすすめレシピを紹介しているのに……
店長、なぜか、え……という表情。
「あったかいみかん? ほんとうにそれ、おいしいの?」
「おいしいし、からだにもとってもいいんですよ! なぜなら……」
焼きみかんおすすめ3ポイント
- 実の甘味がぎゅーっと濃縮されておいしいから
- 皮の栄養がぎゅーっと実に移って体にいいから
- からだが温まっておなかもいっぱいになるから
実の甘味がぎゅーっと濃縮されておいしい
みかんを加熱することで水分が蒸発するといっしょに、成分が濃縮する感じになります。
皮や実もやわらかくなって、酸味が減り、甘味がぎゅーっと増し増しになった状態。
だから、みかんを焼くと、ふつうに食べるよりも甘くておいしい~んです。
皮の栄養がぎゅーっと実に移って体にいい
温州ミカンの皮を乾燥させたものを「陳皮」として使用しています。
「陳皮」は生薬のひとつ。
六君子湯や補中益気湯などの胃腸の漢方薬にも入っています。
内皮の白い部分、すじに含まれる「ヘスペリジン」という成分も、血流改善の効果が期待できる成分です。
こんなふうに、みかんは「皮」にこそ栄養がたっぷり含まれているのですが……
みかんを加熱することで皮から染み出たみかんのあぶらが実にしみこんで、栄養成分が移動。
おいしいうえにさらに栄養満点の状態で、みかんを食べることができるのですよ~。
からだが温まっておなかもいっぱいになる
あったかいみかんを食べることで、体も温まることができます。
上に書いた「ヘスペリジン」の血流改善の効果も重なるから、代謝もよくなります。
元々、ビタミンCが豊富で風邪予防にいいなどということもいいますね。
「焼きみかん」こそ、寒い日にぴったりの食べ物といっても過言ではありません。
おすすめの食べ方で購買意欲も増すかもしれない
陳皮なんて、もっともらしいこと言って、俺を騙そうとしてるんだろ~。
と、言いつつも……
「ちょっとやってみようかなあ」
と、いくつかみかんをお持ち帰りになる店長。
「この店は黙っていてもみかんが売れるほうだけど、POPにしておすすめしてみるのもおもしろいかもしれないね~」
たしかに~、焼きみかんだけのPOPって作ったことないかも~。
けっこうおもしろがってやってくれる人もいるかもしれないな。
こんな感じで、貼ってあってもかわいいかもね。
ということで、私もなんだか焼きみかんが食べたくなって、帰りに一袋購入。
夕飯後にひとりでぱくぱく2つ食べちゃいました。
やっぱりおいし~!
みなさんもぜひためしにやってみてくださいね!
それでは、今日も元気にいってらっしゃい~。