9月の終わりに買って、少しずつ読み進めていた本がついに読み終えました。
その本が、こちらの一冊。
樺沢紫苑「ブレインメンタル強化大全」
精神科医の樺沢紫苑さんの著書です。
元々「精神科医が教えるストレスフリー超大全」が気になって本屋へ寄ったのですが……
当時、新刊売り場に並ぶこの「ブレインメンタル強化大全」を発見。
新しい本だし……と思って、急きょこちらの本を購入し、読み始めたら。
今から始められる健康法が目白押し。
「健康戦略事典」まちがいなしの書籍でした。
今日はこの「ブレインメンタル強化大全」の魅力をちょこっとだけお話します。
「ブレインメンタル強化大全」とは
「ブレインメンタル強化大全」は、精神科医の樺沢紫苑さんが、
「脳のパフォーマンスを高め、より仕事や勉強ができるようになる」
「身体疾患とメンタル疾患を予防し、病気にかかることなく長生きする」
ことを目的に書かれた「健康戦略事典」的、ヘルスケアの書籍です。
樺沢先生は、健康にいい生活習慣として
「睡眠」「運動」「食事」「禁煙」「節酒」「ストレス解消」
の6つをくり返し唱えています。
これら生活習慣を整えることで、免疫も高まるし、仕事のパフォーマンスもあがる。
では、何をどうしたらいいのか、という手段が100通り紹介されているのです。
すぐに試したくなる健康法がもりだくさん
今まで目にしてきた、いわゆる「健康本」の内容は……
「そんなことはわかってるけどなかなかできないんだよね~」
という、やれば健康にいいのはわかっているんだけど何らかの理由(面倒くさい、時間がないなど)で後回しにしがちで結局やらない事例の紹介がほとんどでした。
でも、この「ブレインメンタル強化大全」に書かれている内容は……
ふしぎと「今すぐにでも始めてみたい!」と思うようなものがいくつもありました。
たとえば以前睡眠アプリを紹介したときに書いた「7時間睡眠」は、まさにこの本を読んで意識しだしたことでした。
ためしに自分はふだん何時間眠れているのか、7時間眠るためには何時から眠ったほうがいいのか、など、分析するために始めたこのアプリ。
正直、7時間睡眠をとるっていうのもなかなか難しいんですが……
健康な生活を手に入れるために実際に取り組み始めた活動のひとつです。
そのほかにも、運動不足を解消するために「ふだんの移動を早歩きにする」こと。
食事の早食いをやめるために「一口食べたら箸をおく」こと、などなど……
今からでもすぐに始められそうな事例がいくつも紹介されています。
無意識に実践していた私なりの健康法の存在
本を読んでいくうちに「あ~、これ自分やれてないな~」と思うこともたくさんありましたが……
「あれ、これって実は健康にいいことだったんだ!」と、自分の行いに自信が持てることもありました。
「朝、一杯のコーヒーを飲むこと」は、脳を覚醒させるうえで正しい方法ということ。
「悪口、批判は言わないこと」で、脳が傷つき、ストレスを増やすことを防いでいること。
「基本なんとかなると思うこと」で、ストレスのスルースキルを高めていること。
などなど……
日ごろの何気ない行動が「健康にいい!」と気がつくこともできてよかったです。
これからも続けていこ~って思いました。
不調が好調へ、好調が絶好調へ変われる本
この本は、今自分に特別健康面で不安を感じていない人でも……
実践すれば好調だったパフォーマンスが、絶好調に変わると言います。
現在、心身に不調を感じている人にも、こつこつゆっくり少しずつでも実践すれば、未来が開けてくる。
健康の人も、ちょっと疲れちゃっている人も、みんなが読んで前向きになれる本だなと思いました。
「ブレインメンタル強化大全」は、遅読の私でも一ヶ月ちょっとかけて完読できた内容です。
読みやすいと思うので、ぜひ手に取って読んでみてください~。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい!