商品のPOPを作っていると、その作業が本当に「ただのお絵描き」ではないことがいたくわかると思います。
POPを書いて「売上げを上げる」とは。
いかに心を掴むキャッチコピーを書けるか、商品の魅力を伝えられるか、お客様に足を止めてもらえるか……
そういったことをたくさん考えながら、ひとつひとつPOPを書いていくと思います。
紙とペンさえあれば、いつでもどこでも書けるPOPですが……
後々こんなことを心得ておくといいかもしれない。
ということを、入社以来あちこちの店舗で手書きPOPを担当してきた私目線で書いていきたいと思います〜。
目次
POP作り担当が心得ておきたいコトはこの3つ!
POPは書いて貼るだけじゃない。
POPを作る人だけじゃなく、取り扱うすべての人にも知ってもらいたいことも含めて、ご紹介します。
それがこの3つ〜!
- 売場に貼ったら売上の検証をするコト
- メンテナンスがしやすいものを作るコト
- 他の人が作ったものの処分は丁寧に扱うコト
順番に解説します。
売場に貼ったら売上の検証をするコト
POPを貼ったら、必ず貼る前と貼った後の売上の変化をチェックすること。
POPはその商品を「売る」ために貼るのですから、当然数字を追います。
貼ってからの数字が変わらないのであれば、一旦そのPOPを外し、新しいアプローチを考える。
売れていない場合は、この繰り返しです。
私は2週間は見ることが多いですが、反応がいいPOPは1週間もせずとも結果が出ることがあります。
なので売場を見て、2週間しなくても商品がぜんぜん動いていないなと感じたら、すぐに書き換えるという手もアリです。
メンテナンスがしやすいものを作るコト
POPを作り続けてると、調子がいいときというのがあって……
調子がいいというか「調子にのってる」ときですね……
「なんかでかい販促作りたい!」「超絶目立つ販促にするんだ!」
と、はりきって「組み立てる」ようなものを作りたくなることがあります、あるんです。
それは、ぜんぜん問題ないし、実際それって楽しいからやりたくなるものなんですけどね。
作って売場に出したあとに注意してほしいことが「販促の破損」ですね。
すぐに修復できるレベルであれば問題ありませんが……
修復が難しい、あるいは何度も修復に追われるようなものは、なるべく作らないほうが、売場は保ちますよ〜。
はりきるのはいいけど、ほどほどにね! というハナシです。
他の人が作ったものの処分は丁寧に扱うコト
POPを新しくするタイミングで、それまで売場に貼ってあったPOPを外さなければならないこともあります。
古いPOPも作った人がいますから……
「いままでありがとう」という気持ちでもって最後まで大切に扱いましょう。
今もいっしょに働いている仲間のものなら、一言「どうする? 持ち帰る?」などと声をかけるのもいいですね。
何も聞かされずゴミ袋に自分の書いたPOPが入っているのを見つけたときの虚無感といったら……
POPを扱うすべての人が配慮してほしいことかもしれません〜。
書いて終わりにしないPOP作りは奥が深い!
ということで……
- 売場に貼ったら売上の検証をする
- メンテナンスがしやすいものを作る
- 他の人が作ったものの処分は丁寧に扱う
ここまで考えることができると、POP作りはより楽しくなるかな〜と思うことでした。
書いて貼って、終了! にしない、POP作りをいいお仕事にしていければいいですね。
たのしくPOP書いて、売り上げに貢献するぞ〜!
それでは今日も元気にいってらっしゃい!