新型ウイルスの感染者数が全国的にも減少の傾向ですね。
引き続き感染防止対策に気をつけながらも、町にはだんだんと活気が戻ってきているように思います。
たまにはちょっと気分転換に、いつもは行かないようなところへ行きたいな〜、と思い……
１０月に再開した山梨県民が対象の「やまなしグリーン・ゾーン宿泊割」を利用しよう！
ということで、県内の宿泊施設に泊まって、おいしいもの食べて温泉に入りまくる時間をもつことにしました。
今回は、たまたまシフトに組まれた二連休を利用して……
湯村温泉郷にある温泉宿「楽水園」に宿泊してきました。
気分転換には最高のお宿でしたので、ご紹介したいと思います。
ちょっと長めの旅行記です。
目次
湯村温泉「湯志摩の郷 楽水園」
「楽水園」のおもてなしのねらいは「親しみやすい雰囲気」と「つかず離れずの心地よい距離感」だそうです。
癒しと安らぎをコンセプトに、お客様にゆったりとした時間をお過ごしいただけるよう、従業員一同、心を尽くしたサービスをご提供いたしております。
【公式】湯志摩の郷 楽水園｜天然温泉と手打ち蕎麦自慢の湯宿
ということで、ゆっくり自分の時間をもつための旅にはもってこいです。
従業員の皆さんから手厚いいろいろなサービスを求めるのとは、ちょっとちがいます。
新しいお宿ではありませんが、内装にレトロな雰囲気が漂っていて私は好きです。
ロビーや大浴場前には、座って休める場所もあります。
湯村温泉の宿「楽水園」のココに注目
さて、自分ひとりのゆっくりとした特別な時間をもつのに「楽水園」は適しているという話ですが……
このお宿には、ほかにないすてきな「おもてなし」がある、ということです！
今回、実際に私が泊まって感じたことを「お部屋」「お料理」「お風呂」に分けて紹介します。
「楽水園」のお部屋
今回私は、こちらの和室に宿泊しました〜。
従業員の出入りの削減など感染症対策もかねて、お布団はあらかじめ敷きっぱなしです。
私がひとりで宿をとる状況って、いつもライブの遠征のために泊まるビジネスホテルの狭いお部屋ばかりなので……
こんなにちゃんとしたお部屋が割り当てられて、それだけでちょっとうれしい。
障子の向こうはこんな感じです。
窓の向こうはお庭ですね。
ポットとお茶セットが用意されています。
コーヒーはありません。
この下に冷蔵庫があります。
あらかじめ入っている飲み物はなく、空っぽです。
浴衣とフェイスタオル、バスタオル。
それから、歯ブラシセットがありました。
姿見がありました！
これは浴衣を着直すときにめっちゃ活用しました。
洗面所は横に広く使いやすかったです。
奥から、スタンド型の鏡、コットン、綿棒、リンスインシャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、ドライヤーです。
うがい用のコップは紙コップです。
タオルはなく、ペーパータオルが置いてありました。
すぐ後ろはトイレと浴槽です。
基本的に過ごしやすいお部屋でした。
ルームサービスに、アロマディフューザーの貸し出しがあったので借りました。
あったかい温泉に浸かったあと、いい香りに包まれながら、部屋でブログを書いたりしてゆっくり過ごしました。
「楽水園」のお料理
お料理は朝夕２食付きにしました。
２食とも１階のお食事処という広いお部屋で食べました。
夕食は１８時から、１８時３０分から、１９時からで選べます。
朝食は８時から、８時３０分からで選べました。
まずはお夕飯。
次々と出てくるお料理はみんなおいし〜。
撮り忘れちゃったけど、天ぷらもありました。
そして「楽水園」のお料理でいちばん楽しみだったのは……
板長が手がける自慢の「生そば」！
きた〜！ おいしそ〜。
「楽水園」は実はもともとお蕎麦屋さん。
お宿併設の「生蕎麦処らくすい」の板長が丹精込めて手がけたお蕎麦がこちらです。
おそばがツヤツヤ〜。
ひと口すすると、そのコシを感じずにはいられない〜。
ここまでめっちゃ食べてたけど、ぺろっと食べちゃいました。
きっとお酒にも合うんだろうな〜。
そして朝食。
ふだん朝、ごはんを食べない私ですが、こちらもぺろぺろっと食べちゃいました。
納豆と生たまごに味付けのりと、ごはんを食べるお供のレパートリーが豊富。
鮭は焼きたてが食べられます。
ご飯に味噌汁に焼きたての鮭で朝食とか理想。
「楽水園」のお風呂
私の泊まったお部屋は、大浴場に最も近いお部屋で……
階段を降りるとすぐ横にお風呂がありました。
この廊下を進むと大浴場。
その隣に階段があって、のぼると私が泊まった部屋があります。
大浴場のお風呂は内湯がひとつ、外湯がひとつ。
全体的にそんなに広くはありません。
私は外湯が気に入って、入るたびにそちらで温まっていました。
屋根の向こうに広がる秋の空が癒し〜。
「楽水園」の温泉は、もともと冷ためな泉質なのか、源泉成分を壊さないよう４０度前後に加熱しているそう。
なので、お湯に入った瞬間は「ちょっとぬるめ」に感じます。
でも、長く浸かっているとだんだんと体が温まり、汗がにじむように。
ぽかぽかな体が完成します。
ちなみに入浴時間は１５時から２３時、６時から１０時までと決まっていて、夜中の入浴はできません。
静まり返った夜にゆっくり入浴したい人もいるかもしれませんが、それは叶いません。
時間に限りがあって、温泉を堪能できるかしらと思うかもしれませんが……
- チェックイン直後
- 夕食前
- 夕食後
- 就寝前
- 起床後
- チェックアウト直前
と、十分温泉を満喫できましたので、問題ありません。
よかったけどここがちょっと気になった
至れり尽くせりでめっちゃよかったけど……
どうしても気になってしまったことがあるので書かせていただきたいです。
部屋と温泉をつなぐ階段の角度
これはあらかじめお宿の予約時に注意書きとしてあったことですが……
１階の大浴場に近い２階のお部屋をつなぐ階段がかなり急でした。
歩くのがたいへんな人やご年配の人、小さなお子さんには不向きな部屋とありましたが、ほんとうに控えた方が安全だなと思います。
とくに私が泊まる分には問題ありませんでしたが、それでも「急やな」とは思いました。
各シャワーの勢いと温度
洗髪などは大浴場ではなく、自分の部屋にある浴槽の中で済ませたのです。
そのときに気がついたのですが、シャワーの勢いがあまりよくないです。
では大浴場のほうはどうかと試したところ、個体差はありましたがやっぱり勢いがありません。
「シャー！」と水圧に勢いのあるシャワーをお求めの人には満足できないかもしれません。
単純に、シャンプーのきれも悪くなりますし……
あと、あったかいほうの蛇口をひねっているのに、なかなかお水があったかくなりません。
しばらく出しっぱなしにしていると、なんとなくあたたかくなってきましたが……
シャワー環境はあまり良くないということを念頭に入れて泊まった方がいいかもしれません。
部屋のコンセントの数
これは私が泊まった部屋の場合で、他の部屋はわかりませんが……
私が見た限り、お部屋にあるコンセントの穴は１箇所だけです。
１箇所２口の穴です。（洗面所はまた別です）
私は今回の宿泊でiPhoneとiPadを持参し、さらにルームサービスのアロマディフューザーを借りています。
部屋には空気清浄機やサーキュレーター、テレビもあり、使用することができますが……
夜はまずテレビのコンセントを抜いて、１つをiPadの充電にあて、もうひとつをアロマディフューザーに使用。
iPhoneの充電は、持参したモバイルバッテリーを使いました。
観光目的ではなく、日々の作業を別の環境でやるような気分転換に訪れる場合は、モバイルバッテリーが必須かもしれません。
気分転換したい地元民にも県外旅行者にもおすすめ
湯村温泉というと、皇族御用達の高級ホテル「常盤ホテル」や、太宰治ゆかりの「旅館明治」などが有名ですが……
今回宿泊した「楽水園」も、とってもすてきなお宿です〜。
生蕎麦に舌鼓を打ちつつ、温泉にゆっくり浸かれます。
県外からの旅行はもちろん、山梨に住むあなたにとっても、地元のいいところ再発見になること間違いなしですよ！
ぜひ、機会があれば泊まってみてくださいね。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜。