売場を美しく保つために、前出しや商品補充などのメンテナンスは欠かせません。
とくに空の棚があったら、在庫置場を見て商品があるか確認したりするでしょう。
その在庫置場が、もし乱雑で汚かったらどうですか。
美しい売場づくりには、在庫置場も美しくあることから始まります。
見て美しいのは、自分たち管理するものにとっても得ですし……
売場に面している置場なら、お客様の目にも入る場所でもありますから、きれいにしておくほかありません。
そこで、今日は美しい在庫置場を保つためにこだわっている、私の中のポイントをまとめます。
美しい在庫置場を保つ3つのポイントはこれだ!
これまで私が担当した売場は、食品と美容用品のみですが……
きっと他の商品の在庫にも通ずるところがあるのではと思いながら書きます。
パッと見て「あ、きれいな在庫置場だな〜」と思える見た目にするために……
私がこだわっているポイントは、この3つです。
- 高さを揃える
- 高さを抑える
- 商品が把握できる
順番に解説します。
高さを揃える
棚に載る商品が、上にでこぼこしていないだけで、在庫置場がすっきりして見えるのです。
ポイントは、商品を収納するお部屋を作ってあげること。
お部屋は「すべて同じ大きさの段ボール箱」に統一して使用することです。
そうすると、自然と見た目の高さが均等になりますので、上部に無駄な空間が生まれません。
ある程度奥行きがあり、商品が入るだけの高さを持った箱で揃えるとよきです。
高さを抑える
商品は積み上げれば積み上げるほど、高さが出て圧迫感を感じるようになります。
乱雑で汚く見える原因にもなります。
また、あまりにも高く積み上げられた一番上の商品は、パッと見てなにがあるのか把握するのが困難です。
商品を載せるために段ボール箱を使っていても、二段重ねくらいまでが限度。
それ以上重ねると、管理が大変になるので、私はあまりやりません。
商品が把握できる
なんの商品が在庫に載っているのかが、全部把握できる並べ方をするのが最後のポイントです。
当たり前のことを言っているかもしれませんが……
大きい商品の裏に小さな商品が隠れていたり、ひとつの段ボール箱に複数の商品が隠れている状態にしていたり。
そういったことはけっこうあるものです。
そういう商品に限って、欠品していると思って再度発注をかけてしまい、過剰在庫になってしまうのです。
なので、すべての種類の商品のパッケージが表に向いて見える状態にしてあることが大切です。
在庫置場がきれいだと商品の循環も良くなる
自分の思い描いた在庫棚が作れて満足して思わず写真を撮ったやつ
売れる商品ほど在庫にも載ることがあります。
棚が空だった場合はすぐに補充できるように、商品の在庫状況も把握していたいですね。
循環をよくして、自分の売場をきれいにしつつ、売上も伸ばしていきましょ。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜!