地球、滅亡するのかな……と思うほどにお客様が来ません。
月末はあんなに高いトイレットペーパーが空になるほど売れたのに、今はセールでこんなに安いそれがひとつも売れていません。
増税とは一体なんなのでしょうか。
人類の不思議を見ているような気持ちです。
さぞかし仕事は暇で退屈なのだろうと思いきや、実際はやることがいっぱい。
荷出しや売場のメンテナンス、商品の発注や棚替えと大忙しです。
しかも、私を含めた一般社員三人で分担していた仕事が、私以外の二人が異動してしまったので今月からその全てを担うことに。
自分の担当の売場をゆっくり手厚くメンテナンスできた今までと違い……
レジ応援や電話応対、その他諸々の細かい仕事をこなすことで時間がどんどん奪われていく~。
このお店、こんなにたくさん仕事あったんだっけ? と、全然進まない仕事に早々目が回りそうです。
発注も同様です。
食品の発注を三人で分担し、私はお菓子と調味料の発注だけ担当していました。
それが今回から酒も飲料もカップ麺も日配も全部見ることになったのでさあ大変。
取っても取っても発注が終わらない!
軽く今までの三倍は時間がかかります。
やっとの思いで発注データを送信し、一息ついて売場のメンテナンスにかかります。
すると、ないと思っていた商品がふつうの顔して在庫に載っていることに初めて気づいたり……さっき発注しちゃったよ!
慌てて商品をおろし、売場に補充すると、きれいに棚が埋まりました。
発注分は在庫ゆき確定……かな。
たぶん売れるし、まあいっかーと思うことにしました。
それにしても、どれだけ二人に助けられていたか、いなくなってから痛感しています。
私も配属された最初の頃は、ひとりで食品全部見ていたはずなのに。
今より作業に集中できていた気がするのは、その間他の仕事を任せることができたからだと気づきました。
どんだけイージーモードで仕事していたんだろう。
いっしょに働いていた二人には感謝しかありません。
二人と入替えに、新しく一人補充の社員が配属されましたが……
しばらくは店に慣れることに努めるため、その間は私が発注を担当するというのが店長の意向です。
だとしたら、食品売場が私色に染まるのも時間の問題だと、ひとりで思っておくことにします。
どの担当よりも美しく品揃えのいい売場にするぞー。
当たり前のように仕事ができる日々に感謝します。
誰かの役にたてる一日でありますように。
今日も元気にがんばりましょう。