連休をもらってほくほくした状態で再び職場へ出勤しだした私。売場を見てびっくり!
あんなに積んであったビールケースが1個もない!
発注分もあったと思うから売場には15~20ケースはあったはず……でも全然売れないからと余裕かましていたら、この2日で完売してしまったようです。
原因は明らかです。
- お盆に伴う連休の始まりだから
- 親戚も集まるしいつもよりいいもの飲みたい!
- ポイントサービスデーだから高価なほど沢山ポイントつくし
- 週末は台風が接近するから今のうちに買っちゃおう!
こんなところでしょう。
売り数の読みの甘さが生んだ欠品です。
欠品後もお客様から「あれ、ビールないの?」という声をかけられることが何度もあり、申し訳ございませんと頭を下げるばかりです。
みんなお休みのときはお酒飲みたいんだなあ〜。
商品の発注の時はいろんなことを考えます。
広告週かポイントサービス週かで売れ方も変わるし、季節でも変動します。
その週の天気によって客足も変わります。
理由のないなんとなくの発注はしてはいけません。
いろんな可能性を考えて、過去の売り数を参考にしながら発注を取りますが、それでもこうして上手くいかないことがよくあります。
それ程発注というのは難しいですし、上手く売場が保てた時はとても安心します。
私が発注を見だしたのは最初の店舗で、それまで食品を見ていた社員が異動になることから、菓子とラーメンの発注を担当するようになったのが最初です。
まだ入社して半年も経たず、ドラッグストアの食品が、1年を通してどれだけ売れるかも分からない頃の発注担当は目が回りそうでした。
その担当も1ヶ月位で、私も違う店舗へ異動になってしまいました。
次の店舗で任されたのは日配の発注でした。
期限が短いので、一度に大量発注すると、売れずにすぐ割引処理をしなければならなくなります。
しかし、それにびびって控えめに発注すると、すぐに欠品を起こします。
私はここで、過去の売り数を読むことを覚えました。
そして、理由のある発注の大切さを学びました。
発注の感覚が身についてきた時期です。
その店舗以降は現在の所属店を含めて2店舗渡り歩いていますが、いずれも食品の担当です。
今の店舗では、日配を除くすべての食品を担当していましたが、後輩社員と分担して、現在は菓子と調味だけ担当しています。
一店舗に長く在籍していれば、その店の売れ方が見えて、熟練の発注もできるかもしれませんが、異動が伴うのでそうもいきません。
新配属される度に試行錯誤、悪戦苦闘しますが、入社2年目で、1年の物の売れ方がわかる分だけだいぶマシな発注ができるようになってるのかなあって思います。
今度からビールケースはお盆前にはしこたま発注しておくように覚えておこうと思います。
今日も一日がんばりましょう。