職場に慣れると、業務のうえで自分の中の手段も増えて……
より「やりやすい方法」などを追究して仕事をするようになるのではないでしょうか。
いろんな現場へ行っていろんな人と仕事をしていると
「あの人のあの仕事ぶりはよかったな」
「あの店のああいうところは取り入れたいな」
などと思うことも多く、日々勉強だなと考えます。
でも、いざ自分がその方法を実践したいときに、タイミングが合わなかったり、現場の方針や従業員のやり方に合わなかったりで、なかなか実行に及ばないこともあります。
「もっとこうだったら効率もよく、仕事もやりやすくなるのに……」
そう思っても、まだまだ下っ端の立場で意見を言うことが難しいと感じる人も多いでしょう。
そういうときはどうすればいいのかについて、思っていることを書きたいと思います。
目次
基本は現場のやり方に沿ってみるところから始めるべき
最近の記事にも書いたように、私は基本的にその現場ではその現場のやり方でやってみるのがいいと思っています。
郷にはいれば郷に従えという言葉が日本にはありますが……
その場所のルールや文化を知ることが、そこでの仕事をスムーズに行うための近道になることが多いのです。
ルールや文化だけじゃなく、そこで働いている人のことを知ることも大切ですね。
その人の得意なこと、苦手なこと、好みや興味ごとなど……
いろんな話を聞いて仲良くなることで、仕事を教えてもらいやすくなったり、意見を言いやすくなったりもします。
苦手な人と無理に距離を詰める必要はないですが……
ある程度仕事に支障のない関係性を作る努力をするのは大切になってきます。
「現場をより良くしたい」という気持ちは従業員の共通意識
そんな現場をもっと働きやすく、もっと利益を上げていきたい、楽しいお店にしたい!
というのは、働いている仲間たちの共通の思いなのではないでしょうか。
もし、今よりももっといい提案があって、みんなで取り組めることがあるのなら、やってみる価値はあるでしょう。
そういうときは、頃合いを見て現場の上長に提案してみてもいいかもしれません。
「ただ不満を言う」だけでなく課題点や代替案もいっしょに
現場の仲間に意見を言うときには、守ってほしいルールがあります。
それは「ただ不満を言う」だけでなく「課題点」や「代替案」をいっしょに言うことです。
- 客観的に見たありのままの現状を伝え
- そこから浮かぶ問題点や課題点を上げ
- 自分がどうしたいか、どうすべきかを提案する
この段取りをとって伝えれば、上長も判断がしやすく、意見が通るか、さらにいい案も浮かぶかもしれません。
「感情」や「好き嫌い」で仕事の意見を言うのは禁物
間違ってはいけないのは、その問題をめぐって「誰かを悪者にする」ことはあってはいけません。
新たにルールを作るのに、誰がどうとかはもう関係ないでしょう。
他人の仕事ぶりの好き嫌いを感じることはあるかもしれませんが……
人には得意なこともあれば苦手なこともあります。
自分ができることが必ず他人もできるとは限らないと考えるべきです。
一時の「感情」や「好き嫌い」で仕事の意見を言うのも生産的ではありません。
何より誰かのせいにして一方的に責め立てられた方は、果たしてこちらの意見に従ってくれるでしょうか。
ここで関係をこじらせてしまっては、本来の目的「現場をより良くしたい」という点で台無しです。
仲間との信頼を深めてもっといい職場にしましょ
仕事仲間は1日の大半をいっしょに過ごす人になります。
できる限り気持ちのいい関係を築いていきたいところです。
いろんなことが言い合える関係になれるよう、私も日々がんばって行きますね〜!
それでは、今日も元気にいってらっしゃい!