「いつもお客様を怒らせてばかり……接客業、向いていないのかな」
「同じ職場のあの人とそりが合わない……仕事は好きなのにやりにくい」
「せっかく資格を取ったのに全然医薬品に携われない……イメージとちがう」
こうした悩みから抜け出す方法を私は知っています。
だからなのか、アルバイトを含めそれまで2年持つのがやっとだった仕事が、薬の世界に携わってから4年半以上。
医薬品登録販売者の資格を取ってからは3年3ヶ月が経過しています。
悩みにとらわれていると、一日の大半を過ごす仕事の時間を苦痛なまま過ごさなければなりません。
そして、ただやみくもにやめてしまってもそれは真の解決にはつながりません。
新しい仕事でも、また同じ悩みにとらわれる可能性があるからです。
そこで今回は、登録販売者を辞めたくなったときのための、
- 仕事を「続ける理由」よりも優先すべき「辞める理由」を考えること
- つらい現状が気にならなくなるために変えるべき考え方
- 自分を前向きな気持ちへ持っていくための方法
をまとめておきたいと思います。
ここ最近は、毎日マスクマスクと耳タコでつらいという従事者も多くいると思います。
ここでぐっとモチベーションを上げておきましょう。
目次
「辞めること」自体は悪いことでも何でもない
仕事に悩み、体調を崩し、幸せな時間を過ごせなくなっているのであれば、思い切って環境を変えてしまうのは決して悪いことではありません。
私は一度、夢だった放送業界へ就職しましたが、思うところがあり2年で退職を決意。
その後こうして市販薬の世界へと飛び込むことができました。
「続ける理由」よりもたしかな「辞める理由」を
仕事を辞めるのにはとても勇気がいりました。
「仕事を続けなきゃ」と思う理由もたくさんありました。
でも、たった二つの「辞める理由」を考えた時に「続けなきゃ」と思う無数の理由をはるかに越えると思い、辞めることができました。
それがこの二点です。
- 自分が今感じている違和感が、自分の努力だけで払拭できる内容ではない
- ここから数年、同じ場所で働き続けた時に楽しく仕事をしている自分が想像できない
自分の考え方や努力でどうにかなるうちは、まだ希望があります。
では、どういう風に考えればいいのでしょう。
「自分が好き」と思える自分になる、という考え
つまり「将来自分がどんな自分でいたいのか」を常に目標として考えているのです。
〇年後、自分はこういうことのできる、こういう人でいたい。
という具体的で前向きな目標を常に持ち続けて、それに向かって努力すること。
たったこれだけでつらい現状が気にならなくなるのです!
目標を達成するために、今後いろいろ調べ始めるでしょうし、計画を立てたり、選択に迫られたりもします。
でも見ているものが自分自身の「明るい未来」のことだから、前向きにもなれるし、過去のことや、いや~な現状のことはどうでもよくなるんです。
そうそう、以前同じような話をするのに、こんなたとえ話もしてみたのでよかったらこちらも読んでみてください。
仕事以外のことを楽しむのも大切なこと
趣味でもいいし、おいしいものを食べることでもいいです。
温泉に行ったり旅行に行ったりでもなんでもいいです。
自分をリラックスさせたり、リフレッシュさせたりできる手段を、なるべくたくさん持っていることをおすすめします!
ネガティブな問題をどのようにしていい方向へもっていくかを考えたり、あるいは受け入れたりするのか。
問題から目を背けないためにも、その問題から離れたところで気分転換できる手段があるといいですね。
それと、今の自分の気持ちを客観視できる方法もあります。
今自分の感情がどんなレベルにいるのかを把握して、いい感情の状態にしていたいものです。
結局のところ登録販売者の仕事が好きな人は
自分が登録販売者という資格者としてどうありたいのかというのをもっと具体的に考えてみるといいと思います。
漢方に特化した資格者になりたい、とか、サプリメントや健康食品など栄養面でも応えられるようになりたい、とか。
この医薬品登録販売者という資格、消費者の目線にもっとも近い医療従事者といえます。
もっといろんなタイプの資格者がいてもいいと思うし、いろんなカタチの働き方があってもいいと思います。
今の働き方が希望通りじゃなくても、自分の本気度でいくらでも道は開けるお仕事です!
ぜひ一度立ち止まって、自分は本当にこの仕事を「辞めたい」のか、じっくり考えてみてほしいと思います。
私も日々勉強がんばっていきたいと思います。
今日も元気にいってらっしゃい!