自分のお気に入りの商品のPOPはスラスラ書けるけど……
「この商品のPOP書いて〜」と、誰かからお願いされる商品もあったりしますよね。
誰かから突然POP作成を頼まれたら、まず何から始めればいいのでしょうか。
この手順を踏めば、思いもよらない商品のPOPを任されてもスラスラ書けるようになるかも、です。
目次
POP作成をお願いされたらまずは「商品を知ること」
他人から依頼された商品POPの難しいところは、ただひとつ。
その商品のことを「よく知らない」ということです。
ふだんPOPを書き始めれば、1枚10分や20分で書けるという人でも……
その前段階、商品を「知る」という作業は、その倍以上かけてもいいと思っています。
では、どんなふうにして商品を知っていくべきなのでしょうか。
ホームページやリーフレットを見る
最初に目を通しやすいのは、商品のホームページやリーフレットです。
手元に商品がある場合は、パッケージの表記なども隈なくチェックします。
そこには商品の特長、成分、使い方、などなど……
さまざまなスペックが書かれています。
表面的にその商品がどういうものかを知るには、いちばん手っ取り早い方法です。
でも、そこに書いてある情報を、そのままPOPに落とし込んでも仕方ないので……
もっともっと商品のことを知る必要があります。
実際に自分で商品を試してみる
そこでとる方法としていちばんいいのは……
やっぱり実際に商品を手に取って使ってみることではないでしょうか。
サンプルがあったり、会社が用意してくれたり、ということもあるかもしれません。
でも、自分で購入して使ってみるのもいいと思います。
商品のことを知る点で勉強になるし……
これからPOPを書く商品について「どんないいことがあるんだろう」って、ワクワクする気持ちを持つのも大切です。
私はお店に新しく導入される商品だったときは、わざわざ別の会社のドラッグストアに行って商品を買ったりしていました。
試せるチャンスがあるのであれば、積極的に使ってみるべきです。
周りに商品を試してもらう
せっかくなので手に入れた対象商品を、まわりのみんなにも振る舞ってあげるといいですね。
自分では思いつかなかった感想が聞けるかもしれませんし、新しい発見があるかもしれません。
それから、もうひとつ注目するのは「その商品を試してもらうときに、自分はその人に何と言って商品を説明しているか」
「これね、すごいんだよ! ○○が××で……」と、意気揚々に教えているその言葉こそ、自分が感じたその商品の魅力。
実際にPOPに落とし込む言い回しも、口コミ感があった方が、お客様にも興味を持っていただけます。
商品を手にして感じた「リアルな言葉」をメモする
商品を使ってみて、節々で感じたこと、気づいたこと、感動したこと、疑問に思ったこと……
やっぱりPOPで使える情報は「表面的なスペック」ではなく使って感じた「リアルな言葉」です。
スマホを開いて、とにかく思いつく限りの言葉をひたすら打ち込む!
文章になっていなくても、単語でもいいし、擬音やイメージでもオーケー。
使えるか使えないかは考える必要なく、とにかく忘れないうちにメモしておくという行動が大切な場面です。
あとはひたすらPOPに落とし込むだけ!
言葉の素材をたくさんストックしたら、いざPOP作成のスタートです!
見てくればかり気にせず、伝えたい思いをまっすぐに紙にぶつけるのです。
ちなみに、POPの提出まで時間がない場合など、どうしても商品を手に入れられないこともあるかと思います。
そういうときは、SNSなどで商品名を検索すると、商品を使用した人のレビュー記事がヒットすることもあります。
少しでもリアルな感想を手に入れたい場合は、そういった方法が応急処置的にあるのも覚えておくといいですね。
画像検索とかも参考になることありますよ〜。
新しい商品を積極的に知り、たのしくPOP作成してみましょう〜。
それでは、きょうも元気にいってらっしゃい!