仕事で凹むことがあったので、気持ちを変えにどこか寄り道しようと考えました。
そこで選ばれたのが「本屋」さん。
本屋さんに行くことって、最近減っちゃったような気もするんですが、久しぶりに寄るとやっぱり落ち着くなって思いました。
目次
行きつけの本屋さんはいくつかある
行く機会が減ったとはいえ、よく利用する本屋さんは通勤圏内に何軒かあります。
その中でも多用するのは2軒。
いちばん近所の本屋さんは文房具も充実していて好きなんです。
新作の本が、電子書籍化する予定がなく、ぜったいに発売日に手に入れたいときによく予約を入れています。
その近所の本屋に並ばないような種類の本がわりとあって……
私の興味に傾いた「痒いところに手が届く」本屋がもう1軒の本屋。
この日は2軒目の方へお邪魔しました。
本屋に行くとなんで落ち着くんだろう
大きな病院のそばにある本屋のためか、医療系書籍も充実している本屋さん。
登録販売者の本も、試験用だけじゃなくて実務用が置いてあります。
基本的に「この本屋に行けば自分の趣味に合う本がみつかる!」という安心感もあったと思いますが……
数十分店内を歩いているうちに、ささくれだった心が鎮まる感覚を覚えました。
なんで本屋って落ち着くんだろうね。
本の香りを感じている
私自身鼻が悪いので「本のにおい」ってわかってるのかどうかわかんないんですけど……
本屋さんに入った瞬間の独特の空気を感じるんですよね。
紙に刷られたインクの香りって、けっして強烈なにおいじゃなくて、フワッと包み込むような存在なんでしょうね。
表紙を眺めるだけで楽しい
人って選択肢が多いと落ち着かなくなるって聞いたことありますけど……
本屋さんってあんなにいっぱい本があるのに、表紙をひとつひとつ眺めるのがすごく楽しいんですよね。
この表紙きれいだな、こんなタイトルすごく気になるなって、思わず手に取りたくなる発見がたくさん。
それでついつい予定にない本を買ってしまうこともしばしば。
けっきょく買わなかったとしても、表紙を眺めること自体がリラックス効果あるんですよね〜。
せかせかしている人がいない
実際本屋さんで働いたことないからそう思うのかもしれませんが……
本屋さんにいるお客さんにせっかちな人を見たことがないんですよね〜。
みんな自分の興味に向いていて、その時間をゆっくり過ごしているような感じ。
でも働くと「そんなことないよ」と思うのかな。
薬局やドラッグストアも、どちらかというと穏やかなイメージでしたが……
実際は必要に迫られてやってくるお客さんで溢れていますから、意外とせかせかしているんです。
私からしてみれば「時間に迫られているときほど本屋には行っちゃいかん」と思っていますがね。
通販や電子書籍を多用する時代に残る本屋
先日、地元の中心街にある百貨店の縮小の関係で、大型書店が撤退するニュースを見たりもして。
「本屋のない百貨店ってどうなの……」て私は思うんですよね。
実際「本屋のない百貨店」だった駅前の別の百貨店は、すでに店ごとなくなってしまいました。
本屋が百貨店の命運を担っている訳ではないでしょうけど……
通販や電子書籍が横行する中で、残り続ける本屋さんって重要ですよね。
本屋さんの空間が好き! という人は多いと思います。
でもけっきょくそこには本屋さんに利益がないから、空間の提供のためにカフェを併設したりとかもするんだろうな。
カフェ併設のお店じゃなくても残れるように、好きなお店には通い続けて……
好きな本を発売日に読むためにも、本の予約もどんどんしていこうって思いました。
本屋に行くと思いがけず欲しかったものに出会えます
それに、すでに発売している本で、なんとなくポチるまでいかなかったものも……
実際に目の前にご対面すると、けっきょく買ってしまうんですよね〜。
この日は坂元裕二さんの「初恋の悪魔」のシナリオ本。
そしてうっかり予約しそびれていた「まいにち、西川貴教」に出会い、お迎えしました。
これで毎日、ちゃん西の熱いありがたいお言葉で日々を始められるぞ〜。
これはもう、仕事の失敗で落ち込んでなぞいられません!
今日も元気にまいりたいと思います!
すてきな1日になりますように〜。