私の人生をつなぐ楽しみのひとつに「映画」があります。
好きな監督、脚本家の作品なら、制作が発表されたその時点から……
公開にいたるそのときまでなが〜い期間を楽しみにして待つことができます。
あの映画を見るまで、私はくたばるわけにはいかない!
そう思います。
現在、そんなきもちにさせている映画は、そう。
2024年1月に公開が予定されている「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」です!
目次
ざっくり「機動戦士ガンダムSEED」とは
「機動戦士ガンダムSEED」は、2002年よりテレビ放送されていたロボットアニメ
「機動戦士ガンダムシリーズ」の作品のひとつです。
福田己津央監督を中心に手がけられたシリーズで……
2004年には続編シリーズ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」も放送されました。
一般的な出生をした「ナチュラル」と、遺伝子操作をして生まれた「コーディネーター」の対立と戦争に巻き込まれた少年たちが描かれます。
中立国で平和に暮らしていた、コーディネーターの主人公「キラ・ヤマト」と……
幼少の頃の親友で、コーディネーター軍「ザフト」の兵士となった「アスラン・ザラ」
ふたりの再会、葛藤、諸々は見ているこちらも苦しくなります。
冴えない中学生時代、SEEDは私の青春そのものだった
「SEED」が放送されたとき、私は美術部員の中学生でした。
そもそもガンダムって、男の子が観て楽しいロボットアニメでしょ。
という概念を、SEEDは覆した作品だと私は思っています。
その要素として、かっこいい&かわいいキャラクターデザインというのがまず大きくありました。
そして第1期オープニングテーマ、T.M.Revolution「INVOKE -インヴォーク-」をはじめとするテーマソングの世界観。
それまでのガンダムシリーズとはちがう創り方が、女性ファンの獲得につながり……
私もまんまとその世界にハマったというわけです。
美術部では、絵を描くよりも「昨日のSEED観た?!」から始まる仲間とのアニメトークが主な活動。
むしろ放送中はEメールを通しての実況だった記憶。
そのおかげで私は学年では有名な「アニメオタク」認定……
文集では「アキバ系になりそうな人」堂々第1位を獲得。
SEED以外、そんなにアニメ詳しくないし……
なんならいまだに秋葉原そんなに行ったことない……
20年の時を経て、作品の見方も変わってきている
そんなSEEDは、最終回を迎えたと同じくらいに、すでに「映画化」の話がありました。
ところが、待てど暮らせど上映の話が舞い降りない……
福田監督の奥様であり、作品の脚本家の両澤千晶さんは病気でお亡くなりになりました。
年月が経ち、私たちはどんどん大人になって……
日々の忙しさに揉まれるようになった、そんなときの、製作発表!
あの頃の想いが一気に甦る出来事でした。
楽しみにしないはずがありません!
昨年「SEED」をNetflixで久しぶりに全編見直して……
いまU-NEXTで「SEED DESTINY」を見直し始めています。
放送当時は「あのキャラクターのこういうところが」という視点で見がちだったけど……
20年経って見てみると、本当にすごい世界を描いた話だな〜と、考えさせられます。
あと、感情移入するキャラクターの年齢層も上がったかも!
艦長のマリューさんのきもちとか、すごくつらくなるときあります。
あの頃の青春をかみしめながら作品の世界に浸りたい
というわけで、公開までまだまだ時間がありますが……
最近少しずつキャラクターやらキャストやら発表になってるので、続報を楽しみにしながら待ちたいと思います。
(主題歌、誰が歌うんでしょうね! わくわく!)
少し心残りがあるとすれば、冴えない中学時代をともに過ごしていた友だち。
現時点、誰ともつながりがないんですよね。
公開時、いっしょに映画見に行けないのかな、と思うと、少し寂しくなりました。
みんな、どうしてるだろうな。
あの頃を思い出しながら、上映を待っています。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜!