シンプルなオリジナルの生活用品や食品を販売する「無印良品」
そこで、なんと漢方薬を販売するというニュースを見かけました。
関係ないけどこのオイルいいにおいだよね〜
無印良品に登録販売者が働くようになるのか?
と期待して、さっそく良品計画のホームページを調べてみると……
無印良品の中に「まちの保健室」というのを開いているお店があって……
それを設置している3店舗での販売を開始するということ。
3店舗には薬剤師、または登録販売者が常駐するそうです。
今後、こうした形態のお店が全国的に広がって……
健康にまつわる無印良品らしいサービスや商品の中で働く登販さんが増えるのもいいですね。
(しかも漢方薬は「煎じ薬」なんだそうです。錠剤や顆粒じゃないのも無印らしい〜)
登録販売者が働く職場は「選べる」んです
ちょっと蛇足ですけど、登録販売者が働ける意外なところといえば……
あの「夢の国」での登録販売者求人を見かけたこともあります。
その頃は救護室に薬剤師さんたちと常駐して医薬品も販売していたようです。
いま公式ページを見ると、医薬品販売はしてないようですね。
でも、こんな感じで、登録販売者が活躍するのって「ドラッグストア」に限らないんですよね。
ドラッグストア業界は嫌がっていますけど……
「2分の1ルール」などの撤廃で、コンビニエンスストアにも勢いがありますし。
スーパーマーケットやホームセンターの一画のお薬コーナーもだいぶ一般的になっている気がします。
「重いもの運ぶの嫌!」「レジばかりで嫌!」という働き方の意見はもちろん……
「夜の遅い時間だったら働けるのになあ」
「フルでは働けないけど、数時間を数日だったらなあ」
などという時間の制限があった人にも、都合が合う働き方ができるようになってきました。
常々このブログでも言っていますが、登録販売者の働き方、物語ってそれぞれなんです。
選ぶのは会社、だけじゃなくて「あなた」もです
なので、登録販売者の資格をとっていざどこかの会社に入るときに
「採用の基準はなんですか」
「どの会社が働きやすいですか」
と、よく聞かれるし、気になるとは思うんですけど……
その前に「あなたはどう働きたいんですか」って思うんですよね。
そのヒントに、これまでの職務経歴っていうのがあって……
自分が今までの会社の仕事を、どんなふうに頑張ってきたのか。
なにを大切にして取り組んできたのかっていうところを洗い出しますよね。
「ああ、私はこういうところが活かせそうだな」
「こういうステップアップを踏んでいきたいな」
「プライベートではこうした時間を作れそうだな」
とかいうイメージを膨らまして職場が選べると思うんです。
会社に選んでもらうんじゃなくて、あなたが会社を選ぶんですよって、思います。
これからもっとどんどんあなたらしく働ける資格に
ということで、登録販売者の職場はドラッグストアに限らないし……
自分がなにを大切にするかで、働き方も変わっていくのがこの資格。
もっと言えば、全員が薬科大学を卒業する道を通る薬剤師さんとちがって……
登録販売者は全員「なるまでの道」がまったくちがいます。
誰ひとり同じ資格者なんていないんです。
だから、ただ誰かの道をなぞるように働くなんていうのはナンセンスで……
どんどん「あなただけ」の面白い! 好き! 楽しい! を発掘していってほしいなと思います。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜!