前出ししたり品出ししているタイミングとかで、お店にある商品を「これなんかよさそう」て思うことありますよね。
商品を覚えておいて休憩中に購入したりして。
実際に使ってみたりすると「お、いいじゃん!」なんて思ったりして。
いい商品に出会えた~と思って、使い続けていると……
いつの間にか「棚落ち」の対象商品にされたりする現象に、そろそろ名前を付けてもいいと思います。
え、使ってたの私だけだったの
「棚落ち」とはもしかしたら小売業の業界用語かもしれません。
要するに、売り上げが伸びない商品を、売場から外すことを「棚落ち」と言います。
お気に入りだった商品がいつの間にか棚から消えている……
「すみません、ここにあったあの商品はどこにいったんですか」
「申し訳ございません。そちらの商品は当店では終売いたしました」
という、あれです。
あんなにいい商品なのに、その良さに気がついていたのは自分だけだった、ということに気づかされる瞬間です。
シャンプーの棚落ち候補は入社後2度目
以前、ヘアオイルのPOPを書くことを依頼されたときに、試しに使ってよかったと思った商品の、同シリーズのシャンプーとトリートメント。
正直1本2000円以上するものなので、たしかにふつうにしていると手が伸びないかも……
でも香りもいいし、使うとほんとに手ぐしがするする通るさらさらヘアーになるから、多少高価でも私一人で使う分にはいいかな~。
なんて、ちょっとしたぜいたく気分を感じていたのですが……
あるときその商品の棚札に、カットされるサインが書き込まれ……
またか……
これで愛用のシャンプーがターゲットになるのは二度目。
せっかく髪質に合う商品をみつけたのに、またシャンプー難民に逆戻りなのか。
棚落ちじゃなくて入替であってほしい
この商品、春ごろにリニューアルしたことを知っていたのです。
なので、カットになると同時に新JANのリニューアル品と入れ替わるのかな、と思っていたのですが……
いまだにそういった気配はなく、このシャンプーがカットになることが決定しているだけ。
でも、この棚替えのタイミングで返品もかからず、一応棚に残っているので、もしかしたら全店の在庫が減り次第、リニューアル品を入れるのかな。
という淡い期待が残っています……
入替だったら次はPOPをつけようと思う
とりあえず、いまは完全に棚落ちしてしまうのを危惧して、在庫を抱えている他店から商品を送ってきてもらって、それを購入しています。
これらの在庫がなくなる頃、新しい商品が入ってくるか。
それとも完全になくなってしまうのか。
後者だったらかなしいんですけど……
もし残ってくれたら、売場にPOPをつけて、必死に「おすすめ」アピールしようと思います。
みなさん、どんなにいいアイテムも、知ってもらえず売上につなげられなければ棚から消えてなくなってしまいますよ~!
復活を切に願っています。