小さい頃から本が好きで、本屋や図書館で過ごしたり、休み時間は読書をしていた私。
平均的な人よりかは本に触れることが多いし、読書を苦に思うことは全然ない、のですが……
- いわゆる「読書好き」と言われる人よりか、本を読むのが遅い
- 興味があって買ったのに一度もページを開いていない本がある
- 読み始めた本を一冊丸々読み切ることがほとんどない
という悩みがあります。
たとえば、こちらの本。
ブロガーの中でも有名で、よくおすすめされる一冊です。
ブログを書き始めてすぐの頃に購入し読み始めましたが……
何度挑戦しても最後まで読み切れず、今でも結末を知りません。
(ライティングの教本ですが、漫画形式で物語として進行しています)
「もっとたくさんの本が読めるようになりたい」
「全然本が読めないのに読書好きを公言してもいいのだろうか」
そんなふうに考えていましたが、見方を変えてみたらもっと本が楽しめるかもしれないと思っています。
目次
もっと読書を気軽に考えるようになる方法
そもそも、読書という趣味も映画や音楽鑑賞くらいの、ノリでなんとかなるような気軽さを感じたい。
なんだか「読書好き」というと、まじめな子や陰気な子の趣味くらいのイメージがついている気がしてなりません。
自分の中では肩ひじ張って本を読んでいるつもりは全然ないんですけど……
「完読しなければならない」「感想を言えなきゃならない」「理解できなきゃならない」
みたいな「ねばならない」意識は、ほかのどの趣味よりも持っている気がします。
この意識を、どこか遠くへ持っていけないかというふうに考えました。
買った本をきれいに保とうとしない
人から借りた本ならそうしなきゃですけど、自分で買った本ならどう扱ったっていいじゃないですか。
おもしろかったページにマーカーを引いたり付箋を貼ったり。
なんとなくページの隅っこにパラパラ漫画を描いちゃったり。
すればいいじゃない、と考えてみたらどうでしょう。
参考書にはがんがんメモ書きするのに、小説やビジネス書にはそうしちゃいけない理由はありません。
そうすることで内容を覚えやすくなったりするのだから、本はどんどん汚せばいいと考えます。
はまる本に出会うまでチョイ読し続ける
その本がおもしろければ最後まで一気に読むことだってあるのです。
それができなかったということは、ただ単に、今の自分にはまらなかった、というだけなので気にする必要ないじゃん、という考えです。
ちょっと読んではまらなかったら読むのをやめてもいいし、途中から面白そうだったらそこから読んでもいいことにすればいい。
頭からケツまで全部読まなきゃいけないという考えは捨ててみます。
その一冊が読み切れないことで、他の世界をひらく機会を失うことはないのです。
自分の興味がどこに傾いているのか本棚を眺める
本屋へ行くと表紙だけ見て選ぶ「ジャケ買い」をすることもありますよね。
それを自分の家の本棚でもやってみるのもいいかもしれません。
自分の本棚に並ぶ本は、間違いなくかつて自分が興味を持った本たちです。
その中でも、自分は今何に興味があるのかな。
こんなジャンルの本が意外と本棚にたまっているな。
まだ読んでない本これだけあるな。
みたいに、冷静に自分の興味をたどってみるのも、次の読書につなげるヒントになりそうです。
本棚を眺めて、これ、読みたい! と思った時がその本の読み時です。
その本棚が、本屋であっても図書館であっても自分の家であっても関係ないです。
むしろ自分ちの本棚なら返さなくていいし、お金も払わなくていいし、読みたい放題でお得な気分。
好きな時に好きな本読めばそれでオッケー
うちの母の言葉じゃないですが、本は腐らないし、いくら家にあっても問題ないです。
読みたいときに読めればいいし、おもしろかったら読み続ければいいし。
生真面目に知識を詰め込もうなんていう本の読み方、やめてやれ!
て思ったんで、こういう記事になりました。
いま、ちょっとおもしろい本読んでるんで、読書を楽しみたいと思います。
今日も元気にいってらっしゃい~。