記事内に広告を含む場合があります。
当ブログでは記事内に「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。
問題のある表現などありましたらお問い合わせまでご連絡くださいませ。

試験 資格

独学で登録販売者になるまでの費用は〇万円! 内訳は

スポンサーリンク

ドラッグストアで医薬品登録販売者という資格者として勤めているアラサー女の靉(あい)です。

登録販売者の資格は、薬局に勤めだした2015年の夏ころから受験を考え始め、勉強を開始。
2016年9月の山梨県で実施された試験を受験し合格しました。
同年11月には販売従事登録を済ませ、資格者として働き始めています。

この「医薬品登録販売者」という資格をとるまでに、どのくらいの費用がかかったのか。

「みんな試験勉強にどのくらいお金をかけているんだろう」
「受験の申し込みにかかる費用っていくらだろう」
「試験に合格しても支払うお金があるって本当なのかな」

今日はそんな疑問に答える記事を書きます。

日ごろから利用している家計簿アプリ「家計簿おとなのおこづかい帳」のデータを、2015年7月の入社日から、2016年11月の販売従事登録証が届いた日に合わせて、金額をはじき出しました。

家計簿おとなのおこづかい帳

家計簿おとなのおこづかい帳

Masaki Hirano無料posted withアプリーチ

登録販売者になるまでにかかった費用はおよそ7万円

登録販売者になるまでにかかるお金は、大きくわけると……
「受験するまでのお金」「受験してからのお金」があると思ってください。

この2パターンのお金を全部ひっくるめて、私は7万円は資格のためにお金がかかりました。
正直、思っていたより安いし、なんならもっと安く収められる人もいると思います。
逆に確実に合格するためにいくつか試験を併願する人、遠征する人はこれよりもお金がかかります。

教材費7000円※
受験手数料14000円
証明写真代2000円※
従事登録手数料7600円
診断書発行料2000円※
戸籍謄本発行料450円
その他(コーヒー代)35000円※
合計68050円

※は、およその金額です。

これを踏まえて、詳しく解説していきます。

教材費

薬局に勤めていましたが、会社で勉強会などのあっせんもないので独学で勉強しました。
スクールにも通いませんし、通信講座もとっていません。

勉強に使ったのは「登録販売者合格教本」という参考書と、
「全国登録販売者試験過去問正解」という問題集2か年分。
たった3冊の書籍を使いまわし続けて一発で合格を勝ち取りました。

勉強道具として特別にかけた費用として、およそ7000円程度になります。

受験手数料

受験願書に貼る収入証紙代で、これをもって受験料としています。
山梨県は14000円です。

私はこの1回しか受験申し込みをしていないので、これ以上はありませんが、他県の試験を併願する人は、その都道府県それぞれの受験手数料を支払います。

証明写真代

受験のために提出する証明写真を撮ります。
3ヶ月以内とか半年以内に撮ったもの、と指定されるので、だいたいの人はこの時のために撮影に行くと思います。

私は写真館に撮影に行って、およそ2000円程度になりました。

従事登録手数料

試験に受かるだけでは、登録販売者になれません。

「(都道府県で販売従事)登録(をして医薬品の)販売(をする)」なので、自分の働く都道府県で「販売従事登録」をしなければなりません。

この「販売従事登録」は、何か所の受験で合格していても自分が働く店舗の管轄のところ1か所で済ませればOKです。
その手続きのための手数料を払います。

山梨県は山梨県収入証紙による7600円を支払います。
この金額も都道府県によってまちまちです。

診断書発行料

これは、申請者に係る精神の機能の障害又は、申請者が麻薬、大麻、あへん若しくは覚せい剤の中毒者であるかないかを証明する目的で提出する診断書です。

診断書には参考書式があって、都道府県のホームページからダウンロードできるようになっています。
診断書を書いてもらうための病院、医院などに決まりはありません。

私は近所のクリニックで書いてもらい、およそ2000円がかかりました。
これも書いてもらう場所によっても価格が変わるようです。

追記(2021.09.25.)

現在、診断書の発行は原則不要となっています。

これは、販売従事登録申請書に記載の欠格条項(6)欄に該当するおそれのある人のみの提出になりました。

欠格条項(6)には
「精神の機能の障害により販売従事者の業務を適正に行うに当たつて必要な認知、判断及び意思疎通を適切に行うことができない者」
の記載があります。

精神機能の障害による診断名や現に受けている治療の内容や現在の状況について医師に書いてもらう必要のある人のみの提出になりました。

戸籍謄本など発行料

「従事登録申請書」「診断書」「合格通知書」「雇用契約書写し」
など、販売従事登録にはさまざまな書類を提出しますが、その中に

「申請者の戸籍謄本戸籍抄本戸籍記載事項証明書又は本籍の記載のある住民票の写し若しくは住民票記載事項証明書のいずれか」

もあります。
どれか一つを提出すればOKです。

私は戸籍謄本を提出したので発行のための450円がかかりました。

その他(コーヒー代)

今までのは、だいたいの人が通る支出なのですが……
私の場合は受験勉強を必ず行きつけのカフェで集中して取り組んでいたので、その食事代を入れてみました。

だいたい35000円……
300円のコーヒーなら100杯以上は飲んでいる計算ですね。
たいへんお世話になりました。

こんな感じで、たとえば受験のために遠征する人はその交通費や宿泊費などもかさんできますので、そういう意味合いを込めての「その他」とさせていただいています。
ここは本当に人による支出になってきますね。

独学で一発合格できれば10万円もかからない

ということで、登録販売者になるまでにかかるお金について

  • 独学で勉強して地元の試験に合格できれば5~7万円あれば登録販売者になれる
  • 受験する都道府県や書類を発行する機関によっては多少価格が変動する

ということが言えそうです。

また、在籍する会社によってはこれらの費用を負担してくれるところもあるかもしれません。
ですが、私を含め、私の近しい人にはそういった例がなく、多くは自己負担だと考えていたほうがよさそうです。

いずれにせよ、これらの出費は「浪費」ではなくすべて自身の「投資」と考えて、資格取得を目指していけるのがいいかと思います。
ひとつの資格を得るということは大変ではありますが、計画を立ててがんばっていけるといいですよね。

日々たのしく働けることに感謝します。
今日も元気にいってらっしゃい~。

-試験, 資格

スポンサーリンク

Copyright© 登録販売者の毎日 Neither Poison Nor Medicine , 2024 All Rights Reserved.