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「OTC医薬品の比較と使い分け」読了の私が実際に読み返す3項目

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2019年に発売され、このブログ内でも「実務のおすすめ本」としてご紹介しました……
児島悠史先生の著書「OTC医薬品の比較と使い分け」(羊土社)を、ついに先日頭からお尻まで全部読み終えました。

頭から読了できたのはつい最近ですが……
自分の知りたいお薬から辞書のように引いて読むこともできる「OTC医薬品の比較と使い分け」

400ページを超えるボリュームのある内容は、およそ800点の参考文献を明記したたしかな情報ばかり。

はっきり言ってめちゃくちゃ勉強になる本なので、全登録販売者が必携です。

ということで、まだ手に入れたことのないあなたのために……
「OTC医薬品の比較と使い分け」のなにがいちばん便利に思ったのか、その魅力ををご紹介します。

「OTC医薬品の比較と使い分け」とは

「OTC医薬品の比較と使い分け」(羊土社)は、「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け」(羊土社)を著した薬剤師・児島悠史さんによる著書です。

ノートのように大きく、それでいて分厚いこの「OTC医薬品の比較と使い分け」という本。
ページのいちばん下に小さくある「こぼれ話」ですら、そうなんだ〜! と思える、ためになるお話ばかり。

とにかくとんでもない情報量ですが、そのどれもが実務にあたって「知りたかった」情報で、お客様のお薬の相談で役に立つこと間違いありません。

遅読の私は、頭から読み進めながらも、日々の接客で疑問があったときは、途中から辞書のように該当のページを開き、ヒントを得ていました。
順番通りに読まずとも、気になるページからどんどんインプットできる、そんな書籍です。

これは便利! 何度も読み返す3つの重要項目

この「OTC医薬品の比較と使い分け」は「解熱鎮痛薬」「アレルギー性鼻炎の薬」とお薬の種類ごとに章で分かれています。

その中で、さらに「くすりを使う目的」が書かれていたり、お薬の選び方が書かれた「フローチャート」があったり……
さらに「医療用のお薬」についても触れているページもあって、お客様のニーズに合わせた選択や提案をする参考になります。

中でも、私が日々の接客においてよくリピートして読む項目が3つあります。

それが、こちらのページです〜。

  • 主な有効成分の特徴
  • 現場で役立つQ & A
  • 病院受診のトリアージ

順番にご紹介します。

主な有効成分の特徴

実際に市販薬で使用されている成分の特徴が書かれたところです。

成分の「主な役割」から、具体的な「商品名」(市販薬、医療用ともに)、「長所」「短所」「留意点」
さらに、妊娠中や授乳中の使用の可否が安全性のランクごとに書かれています。

実際に商品を選ぶときには、いっしょに配合された他の成分のリスクなども考慮する必要がありますが、商品選択のときには大変参考になります。

現場で役立つQ & A

「ステロイド外用薬は1日に何回塗ってもよい?」
「外用薬は、内服薬よりもよく効いて副作用も少ない?」

など、実際に私たちが現場で考えそうな疑問の答えが章の一つひとつにいーっぱい載っています。

この質問集は、私たちの抱える疑問としてだけでなく……
お薬の相談をされるお客様からも尋ねられる可能性のある項目だったりもします。

お客様からお薬のことを聞かれたとき、うまく答えられずしどろもどろになってしまう……
そういう経験のある人は、児島先生のこの回答を参考に、お客様に伝わる接客をしたいところ。

お薬の疑問を根本から解決してくれる重要なページです。

病院受診のトリアージ

「受診勧奨」するにも、どんな状態の人だったら病院をおすすめするのかわからない。

そんな人のために「症状を訴える人の中からこんな人を見つける」として、受診をすすめた方がいい症状の目安が書かれています。

とくに「くも膜下出血」などの緊急性の高い症状の人のみつけ方などは、「Ottawa SAH Rule」などのチェック項目も書かれてあり、覚えることでお客様の症状の重症化を防げる可能性もあり、受診をすすめる説得力も増すでしょう。

市販薬で対応してもいい範囲の判断にもつながりますし、線引きできればお薬の選択に移りやすくなるでしょう。
スムーズな接客のためにもおさえておきたい項目のひとつです。

ひとりに一冊、重宝すること間違いない書籍

長く資格者として経験のある人でも、もしかしたらこの本を読んで「そうだったんだ!」と再発見することがあるかもしれない。
そのくらいこの本に書かれている内容は多岐にわたっています。

もっとお薬の接客に自信を持ちたい人は、ぜったいに役に立つ知識になりますし……
まだ全然現場に立って活躍していない資格者の人でも、早めにこの本を手にしていて損はないでしょう。

いろいろと覚えることがたくさんあって大変ですが、それだけの知識がこの仕事には必要とされるのだという「実感」として、手元に置いて欲しいなと思います。

ゆっくりでもいいので、一度はこの本を読了するといいと思います。
最後まで読み終えたときには、もう一度頭から読み返したくなる、そんな本でした。

永く大切にしたいと思います。
きょうもすてきな1日になりますように〜。

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