今年の登録販売者試験の合格者が続々と発表されています。
先日、私の暮らす山梨県でも合格者発表がなされ、おそらく私の勤める会社の受験者の中でも、悲喜こもごもだったと思います。
合格されたみなさん、おめでとうございます。
残念ながら今年は自分の番号を見つけられなかった……というあなた。
いまは、落ち込んでしまっているかもしれませんが、きっと気持ちを立て直して、次の試験へと向かわれる人もいるでしょう。
ぜひ、今後の勉強方法を見直して、合格を確実なものにしていただきたいです。
苦手分野をきちんと把握できていましたか
以前、登録販売者試験に不合格、落ちてしまったという人に向けた記事を書きました。
この記事で、次に向けて見直してほしい項目として
「苦手分野をきちんと把握できていたか」
という点を紹介させていただいています。
でも、そもそも「苦手」ってどうやってみつけるのかな、と思いませんか。
手引きや参考書を読みふけるのも、情報をインプットするひとつの勉強方法です。
ですが、これだけでは「自分の」得意・苦手分野は分かりません。
必ず「過去問を解く」というアウトプットの勉強を伴わなければなりません。
そして「過去問」こそ、自分の苦手をみつけるための最高の手段だといえるのです。
「苦手!」をみつける手段こそ過去問を解くこと
登録販売者試験にとって「過去問を解く」ことがどんなに大切なことかについても、過去の記事でたくさん言及しています。
とくにこちらの記事には、過去問に取り掛からざるを得ない内容が詰まっています。
「過去問」というのはつまり、過去に本番の試験で出題されてきた問題ですから……
当然、どんな問題集の問題よりも肌感覚で本番に近いですよね。
そんな問題を何回も解いていると……
- いろんなところで同じ問題が出ていることがわかるし
- 自分が同じような問題でつまずいていることもわかる
この問題を「できる!」に変えることで、本番の試験でも
「これ、あのときの問題で見たやつだ!」の感覚で解くことができるのです。
結果に一喜一憂するのが問題をこなす目的じゃない
だからつまり、今回の本番試験を含めて
「合格点に届かなかった、残念……」
で、終わっていたらもったいないのですよ。
なんの問題で間違えて「その問い」は何が正解だったのか
ここを把握するまでが重要なのです!
本番に84点を取る努力をする。
では、その84点はどうやって取るのかというと……
試験に頻回出てくる問題の範囲での「苦手」を確実に潰すことです。
そのためには、装飾のきいた「まとめノート」は不要です。
過去問を解いて、採点して、解説を読む……このくり返しです。
過去問を解こう、でも解くだけで終わってはだめ
ということで、今回の試験で受からなかったあなた。
そして、今後新たに登録販売者試験を受けるために勉強をしようというあなたは……
ぜひ、過去問を大切に解いて、やりこなしていってください。
参考書を読む、3倍は過去問に時間を費やしてオーケーです。
ただしその時間は「問題を解いて採点する」だけの時間にならないように、ですね。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜!