地方のドラッグストアで医薬品登録販売者として働く靉(あい)です。
先月は各地で続々と登録販売者試験がおこなわれ……
いよいよ合格発表となった地域も出てきました。
SNSではその結果を呟く人も見られます。
合格したみなさん、おめでとうございます。
これから登録販売者として新たなスタートを切ろうとしているあなたへ。
今日はこの登販という資格者の仕事における「やりがい」について書いておこうと思います。
目次
登録販売者として働くと感じる3つの「やりがい」
一般従事者のときとはちがう「登録販売者」としての仕事の「やりがい」
ほかとはちがう、この資格だからこそ感じる楽しい瞬間を挙げるとしたら……
私はこの3つの瞬間だと考えています。
登録販売者3つのやりがい
- 自分の判断で相手に合ったお薬を選択できたとき
- 専門的なことをわかりやすく説明できたとき
- 日々新しい知識を重ね学ぶことができたとき
順番にみていきましょう。
自分の判断で相手に合ったお薬を選択できたとき
登録販売者は、お薬の相談にやってきたお客様の症状や生活習慣などあらゆる情報を取りまとめ……
お店の中にあるたくさんの市販薬の中から、よりお客様に合った商品を選択し、提案する仕事があります。
お客様の需要を把握し、商品ひとつひとつの特徴も理解し、自分の判断で商品を選ぶ。
お客様は安心して帰り、そして「良くなった」と感謝されることも。
そんな経験ができるようになるのが「登録販売者」という資格だと思います。
専門的なことをわかりやすく説明できたとき
ドラッグストアのお薬の相談は、老若男女いろんな人を相手に受けるものです。
そんな人たちの「同じ目線」に立って、言葉を選び、いろんなことを教え伝えていかなければなりません。
ときには「専門的」なことを説明しなければならないときに……
これをいかに「誰にでもわかるようなやさしい言葉」に言い換えることができるか。
そういう接客をして、お客様に納得いただけたとき、この資格者としてのやりがいを感じます。
日々新しい知識を重ね学ぶことができたとき
登録販売者として接客を続けていると。
医薬品の現場で仕事を続けていると。
何年経っても「そうなんだ!」「はじめて知った!」と、新しい知識を得たときの刺激というものを感じます。
また「これってどうなんだろう」「これでよかったのかな」という疑問も日々生まれてくるものです。
こうして日々新しいことを学び、知識を取り入れて成長していけることも、登録販売者の仕事のやりがいになるかなと思います。
「やりがい」と感じる人も、そうでない人も中にはいる
- 自分の判断で相手に合ったお薬を選択できる
- 専門的なことをわかりやすく説明できる
- 日々新しい知識を重ね学ぶことができる
私はこれらを、登録販売者としての仕事の「やりがい」だと感じています。
でも、きっと世の中にはそう感じない人だっているのです。
例えば……
「自分の判断や選択によって他人の健康を左右するかもしれない」ことにプレッシャーを感じる人もいるかもしれません。
「相手に合わせて対応を変えたり発言に気をつかわなければならない」ということを窮屈に感じる人もいるかもしれません。
「苦労して勉強して合格したのに、これ以上勉強を重ねるなんて無理」と感じる人だっているのかもしれません。
私は、登録販売者資格者みんなが同じようである必要はないと思っています。
得意不得意は誰にでもあるし、目指す資格者像が他人とちがっていても、自分がなりたい資格者に近づく努力をすればいいと思います。
ただ、登録販売者という資格者の仕事は、ほかの小売業の仕事と比べても……
取り組み方によっては「感謝されやすい」仕事であるように思います。
せっかく資格を取得したあなたには、ぜひ「感謝される資格者」を目指してほしいな〜。
私も、一人でも多くのお客様に「感謝」されるように、がんばります!
楽しくお仕事できることに感謝します。
それでは今日も元気にいってらっしゃい〜!