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やすみ 芸術

「ラストレター」鑑賞! 手紙は最強におもしろい小道具

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先日、久しぶりに映画館で映画を見てきました。
公開されたばかりの岩井俊二監督作品「ラストレター」です。

岩井俊二監督、以前からとても大好きで、レコードショップでアルバイトしていた時は週替わりで岩井監督の作品をレンタルして鑑賞していました。
何度も繰り返し見すぎてむしろBlu-ray買った方がいいんじゃないかっていう作品もあります。
そんな監督の新作映画ですからはりきって見に行ってきたのです。

岩井監督の作品、やっぱりストーリーもすてきなんですが映像描写がとっても美しい!
これまでの作品なら「Love Letter」は冒頭の雪の上を中山美穂が走っていくシーンでまず印象付けられますし、「リリイ・シュシュのすべて」では青々とした田んぼに佇む市原隼人の映像が鮮明に目に浮かびます。
そんな作品を象徴するような美しくも儚い映像描写が今回の作品にも感じる部分がありました。

SNSが主流の現代、表現技法として「手紙」はすたれていっちゃうのかな~なんて思っていたこともありましたが、映画に限らずテレビドラマでも、人物の心理描写として手紙は有効に使われ続けていますね。
(テレビドラマだと坂元裕二脚本作品はよく手紙が登場します)
私はラジオ番組の投稿もハガキで送った世代なのですごく思うのですが、手紙やはがきに書く文章っていわゆる「特定の人に読まれることを意識して考え抜かれた、もろパーソナルな部分が出る」文章なところがおもしろいです。
そしてその文章がなんらかの形で相手に「届かない」こともあるし、ずーっと手元に残ることもあるんだからこれほどおもしろい小道具はないと思っています。

いろいろ言っていますが「ラストレター」どうだったかというと、本当にすてきな映画でした。
それぞれの思いが重なって、みんなの心が解放されていく、そんなお話です。
静かに時は流れていきますが、最後にはすごく前向きな気持ちになれる映画でした。
やっぱりパンフレット買ってくればよかったなあ~。
今度パンフレットだけ買いに行こうかな。
それとももう一回見ちゃおうかしら。

今年は昨年よりも映画を見に行く回数も増やしたいなあと思うこの頃です。
心を洗い流したり勇気や元気をもらったり芸術から受ける力も大切。
たくさんインプットしてふだんの生活で発散していくぞ~。

それでは今日も元気にいってらっしゃい!

-やすみ, 芸術
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