医薬品 接客

接客対応したお客様が再来店! あのときのあれ……

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欲しい商品が欠品していたとのことで、客注対応をしていました。
年配の女性のお客様です。
先に会計を済ませてしまうとおっしゃったので医薬品レジの方へご案内し、会計することになりました。
ポイントカードのご提示をお願いしたとき、お客様は私の方を見て
「この間、お薬の対応してくれた方よね」
とおっしゃいます。

人の顔や名前を覚えることが極度に苦手な私。
今年に入ってからもお薬の接客は何人かやっているし、どんな対応した人だっけ。
失礼を承知でお客様に尋ねました。
「私、何のくすりを選びましたっけね」
「風邪です。せきが止まらないと言って」

あ! 思いだしました。
つい最近、風邪が長引くと相談された女性のお客様。
せきがとまらず困っているとおっしゃっていました。

結論を言うと、こちらのお客様にはお薬を売りませんでした。
数日前から体調が悪く、ひととおり風邪症状がおさまったものの、せきだけがとまらない。
痰が絡まない空咳で、喘鳴もないので、本当に治りかけのせきでした。
私は基本的にせき止めは完ぺきにせきをとめてくれるものではないし、きっとしばらくすれば治まるものと言いつつ、辛そうなお客様へ麦門冬湯や、せき止め入りのトローチやのど飴をご紹介。
悩まれるお客様に、でも、と声をかけます。

「せきを止めるのに一番おすすめなのは、はちみつをなめることですよ」
「はちみつはせきにいいって、私も聞いたことはあるの」
「そうでしたか、もう試されてたんですか」
「はちみつれもんの飲み物を溶かして飲んでいたりはしたけどねえ……」
「そうでしたか、おすすめなのははちみつをじかにスプーンにとって二杯ほど、なめられるのがいいですよ。寝る前にもやってみるといいです」
「何にも溶かさなくていいのね」
「はい。もし何か飲み物といっしょにとられるのであれば……コーヒーは飲まれますか」
「ええ、飲みます」
「コーヒーになめる分のはちみつを入れて溶かして一緒に飲むのも効果的と言われています。コーヒーに入っているカフェインが、気管支を広げてくれるお手伝いをします」

はちみつはせき止めのお薬と同じくらいのせき止め効果があると言われているので、もし苦手でないのであれば試してみるのもひとつの手です。
そう説明すると、それならむやみに薬を飲むよりいいかもね、とお客様。
はちみつを試してみると言って帰って行かれたのです。

それから10日も経っていなかったと思います。
再度来店されたお客様。
「あれからはちみつをなめていたらすっかりせきもよくなったの。あのとき相談して本当によかったわ」
「そうでしたか。それはよかったですね!」
提案したお薬やアドバイスを試されて、報告してくれたお客様はこの会社に入って初めてでした。
とくに最近せきでお困りのお客様にははちみつをすすめることが多かったので、実際に試されているのか、その後の効果は気になっているところでした。

「また何かお困りでしたら、いつでもご相談くださいね」
会計を済ませてお客様を送り出す私。
最近自分のやったことでちゃんと喜ばれてることがわかってとっても嬉しいです。
今の店舗に配属になって1年が経過。
ようやく仕事に手ごたえを感じられるようになったかな~。

もっといい接客ができるように、お客様に喜んでもらえるようにがんばろう!
今日も素敵な一日になりますように~。

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