先日、ついにマイナンバーカードを取得しました!
今までふつうに「なくても生活できる」と思って作ってこなかったけど……
実は私が知らなかっただけで、ものすご〜く便利なカードなんじゃないかと気がつきはじめました。
申請してみると意外にあっさりと手にすることが出来ました。
ということで、今日はマイナンバーカード作成の話を書きたいと思います。
まだマイナンバーカードを作っていない人が「作ってみようかな」と思えるきっかけになってほしいです。
目次
そもそもマイナンバーカードって?
「マイナンバーカード」とは通称で、本来は「個人番号カード」といいます。
個人番号とは、国内での行政手続きで個人を識別するために国民ひとりひとりに割り当てられた12桁の番号のこと。
この「個人番号」と、顔写真や住所、生年月日などの個人情報が記載されたICチップ付カード……
これが個人番号カード、通称「マイナンバーカード」です。
2016年1月から交付が開始され、私たちは無料で発行ができるのです。
それにもかかわらず、今までずっとほったらかしにしていたこの手続きを……
2022年の春、ようやく完了したのです。
自分の写真を撮ってスマホから申請
たぶん、マイナンバーカードを作る上でいちばん面倒臭いことって……
この「自分の写真を撮ること」なんじゃないかと思うんですが、ちがうでしょうか。
せっかくカードに載せるなら、いちばんいい自分を撮りたい!
と思うばかりで、なかなか重い腰が上がりませんでしたが……
久々に美容院へ髪に切りに行き、化粧もバッチリしていたタイミングで
「今日いけるかも!」と思い立ち、スピード写真機へ。
いちばん手っ取り早いのは「無地の背景になるところを探して、スマホで誰かに撮影してもらう」ことですが……
確実にきれいに撮りたかったので、1000円払って機械に頼りました。
この写真さえ用意できれば、あとはスマホで専用のサイトへアクセスし、必要事項を記入して申請するのみ。
これが1月半ばくらいの頃のことです。
1ヶ月くらいで「できたよ」の知らせ
たしかその1ヶ月後くらいだったと思いますが……
私宛にハガキが郵送で届きました。
どうやら「マイナンバーカードできたから取りに来てや」というお知らせ。
取りに行くには期限があって、私のハガキには4月の半ばごろの日付が書かれていました。
ただ今は感染症流行時でいろいろと事情を抱えた人もいるので、これには限らないという話もあるようです。
もし、期限内にいけなそうという場合は、一度問い合わせてみるといいかもしれません。
ハガキがきたあとに、遅れて封書も届きました。
これには、マイナンバーカードの受け取りの「予約」についてが書かれていました。
混雑する中でも、事前に日付と時間を指定しているだけで、スムーズにカードを受け取ることができるというシステムです。
こちらは受け取り予定の3日前までには予約をしなければならないようでした。
くわしくは、届いた書類をよく読むといいと思います。
市役所の窓口へ直接取りに行きました
ハガキや封書が届いてからしばらく経ちましたが、先日、受け取り先である市役所へ向かいました。
基本、マイナンバーカードは本人が直接窓口へ受け取りに行くもののようですが……
必要書類などを揃えれば、代理人が取りに行くこともできるようでした。
私は自分自身で受け取りに。
とくに来所予約はせずに行きました。
年度末の市役所は、いろいろな手続きの必要な人でわりと混雑していましたが……
マイナンバーカード受け取りの窓口は、わりとスムーズに回転していて、すぐに受け取ることができました。
窓口では、
- 書類の確認
- 暗証番号の設定
をしました。
スムーズな受け取りのために、暗証番号は事前にある程度考えていた方がよさそうです。
知らなかったマイナンバーのあれこれ
ということで、いよいよ私の手元にもやってきたマイナンバーカード。
作ったはいいけど、あまりこのカードのすごさをよく知りませんでした。
これがきっかけで、いろいろとこのカードのすごいところや知らなかったことを知ることになりました。
なかなかやるカードかもしれません。
マイナンバーカードにiPhoneをのせるだけ
マイナンバーカードのサービスのひとつに「マイナポイント」があります。
「マイナポイント」とは、総務省が実施するマイナンバーカード取得者を対象としたポイント還元施策のこと。
対象は「キャッシュレス決済」で、クレジットカード払いやQRコード払いなど手段はさまざま。
「マイナポイント」を集めるためには、カード取得後に申し込みをする必要があるのですが……
申し込み方法がめっちゃカンタン〜!
自分の情報の入力は、カードの受け取り時に登録した「暗証番号」だけ。
あとはマイナンバーカードの上にiPhoneをのせれば、申し込みがあっという間にできてしまいます!
考えてみれば、マイナンバーカードの中身自体が個人情報の塊みたいなものだから……
そこから情報を吸い取ることができれば、こんなにラクな入力方法はありません。
マイナポイントの紐付け決済はひとつだけ
しかし、この「マイナポイント」にはひとつ難点があります。
それは「紐づけられるキャッシュレス決済サービスはひとつのみ」だということです!
一度ひとつの決済手段の申し込みが完了すれば、他の決済に変えることができません。
決済方法それぞれにポイント付与条件などがちがうと思うので……
複数の決済を利用している人は、どれが自分にとっていちばん得なのかを吟味してから登録するのがいいでしょう。
私は、PayPayと迷いましたが、けっきょくいつも使うクレジットカードと紐づけることにしました。
住民票の写しなどがコンビニで手に入る
今までは、市役所などの窓口へ行かないと、発行してもらえなかった「住民票」や「印鑑証明書」などの公的な書類。
これが、なんとコンビニのマルチコピー機で発行できるようになります。
窓口の発行のみだと、土日などは受け付けてもらえませんし……
時間によっては早くに閉まってしまい、当日中に発行がかなわないこともありました。
コンビニでの発行が可能になれば……
- 6時30分から23時までの時間さえ守れば、土日祝日問わず
- 自分の住む自治体以外での地域にいるときでも
いつでもどこでも発行が可能になるので、これは絶対に便利だなと思いました。
きっと「あると便利」な世の中になっていく
ということで、今までは「なくても暮らせる」と思っていたマイナンバーカードですが……
いろいろと知るにしたがって、これはもう「あると便利」なカードだと。
いや、もうそろそろ「なくてはならない」カードになっていくのではないかと思ったのでありました。
まだ取得していない人は、今ならマイナポイントの還元キャンペーンもやっていますし……
ちょっと見た目を整えて、写真撮影から始めてみてはどうでしょうか。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜!