以前お客様との対応で疑問に思ったことがあったら、放置せず後ででも必ず調べるのがいいという内容の記事を書きました。
そうして調べたことは、記録して自分のものに確実にしておくことも大切です。
記録、といえば……
日頃の接客の記録をノートに必ず付けている人は、今働く登録販売者のうちどれだけの人が出来ているのでしょうか。
私は、正直出来ていません。
でも、これではいけないな、と心の内では思っています。
目次
今でも読み返す薬局時代の接客ノート
まだ登録販売者の資格を取得したばかりの薬局時代、実際のお薬の接客をまとめたノートを作っていました。
この時に書いたノートは、転職した今でも鞄に入れて出勤し、ふとした時に読み返すようにしています。
「ノート」に書くことが重要
小さめのノートなら仕事中でもポケットに忍ばせて、いつでも見返すことができます。
人間忘れることもありますので、見返すためにノートは存在します。
勿論書くことで覚える、ということもあります。
あと、使うノートはルーズリーフよりちゃんと綴じてあるノートを使うのがいいです。
ひとつの事例を見開きで記録するからです。
接客ノート、私はこう書いた
左ページに書くこと
- 接客した日付
- お客様の年齢、性別
- 相談内容(症状、服用薬、生活習慣など)
- 実際に選んだお薬、その理由
一緒の職場で働く薬剤師や、先輩登録販売者に接客を代わってもらった場合は、その人が選んだ薬の内容と理由も書いたりします。
とにかくその接客時の内容を書けるだけ書く感じです。
右のページに書くこと
割と自由です。
ここに、あとから調べてわかったことなどを書きます。
養生法や成分の効能、他の薬との比較、こういう質問をするべきだった、などなど。
次の接客に活かせるような情報を、収まるくらいに書き溜めます。
違うページはこんな感じです。
ちなみにこのノートは清書用ノートです。
接客後すぐ、覚えていることをメモ帳に走り書きして、あとでこのノートにまとめます。
おすすめはミドリのMDノート
参考に、使っていたノートはこちらになります。
書き心地もそうですが、大きさも、あと白過ぎない紙質も理想で使いやすかったです!
いつでも初心にかえり接客に励む!
これを書いていた時のお店は調剤が主だったので、一般用医薬品をお求めのお客様は週に1人か2人見えればいいところでした。
なので、手書きPOPやこうしたノートへの記録や資格の勉強などにも時間が割けました。
とても勉強になったのですが、もっと自分で薬を売る力をつけたいと思って今の会社に転職したのです。
今のお店はくすりの種類も多いですし、接客のやり甲斐もたくさんあります。
でも、あの頃のようなひとつひとつを見つめた接客が出来てるかなあ、と反省するところもありますね。
今日もお客様ひとりひとりに親身になって接することができますように。