仕事から帰って休んでいても、心がざわついて眠れない。
そんなことはありませんか。
週に何度かヨガをやっていた頃は、一番遅い時間のレッスンに出て心を落ち着かせて一日を終えていましたが……
最近は毎日が慌ただしく、スタジオにも通うことができずじまい。
自宅で簡単にリラックスできる方法はないかな~、と思っていました。
そんな時、私の母が試した呼吸法があっという間に眠りに落ちることができる~!
と、話題なのでみなさんにもその方法をおすそわけしちゃいます。
強い体を作るには十分な休息、つまり睡眠が大切になります。
睡眠不足はからだの不調の原因になりますから、これは要チェックです!
その名も「4・7・8呼吸法」
仰向けに寝たら準備OKです。
以下の手順で呼吸をおこないます。
4・7・8呼吸法
- 完全に息を吐ききりましょう。
- 鼻から息を吸って、4つ数えましょう。
- そのまま息を止めて、7つ数えましょう。
- 8つ数える間に口から息を吐ききりましょう。
1~4を何度か繰り返しましょう。
呼吸に意識を向けて、全身の力をすーっと抜いて。
体は床(お布団)に預けて、ゆっくりとこの呼吸を繰り返す。
たったこれだけで、数分後には夢の中です。
けっきょく「腹式呼吸」がいいんです
腹式呼吸は、自律神経の乱れを改善して、副交感神経を整え、働きを高めてくれる効果があります。
ふだんの肺呼吸や浅めの呼吸から、腹式呼吸へ変えるのは、わりと難しいです。
でも、この4・7・8呼吸法の導入のように、「完全に息を吐ききった状態で鼻から息を吸う」ことで、正しい腹式呼吸に切り替えることができます。
腹式呼吸のメリットはリラックス効果だけではありません。
「腹式呼吸」のメリット
- おなかを刺激することで便通の改善やおなかまわりの引き締めに。
- 代謝がよくなることで冷え性改善や免疫力アップに。
- 内臓機能が向上し血液やホルモンの流れが正常化。
などなど健康にとってもいいことづくめなのです。
不安の材料を自ら集めないのも睡眠の質改善に
私が夜なかなか眠れないというときは、だいたい考えごとをしているときです。
考えごとをしていると、その答えを求めてさらに考えたり、あるいは情報を求めてネットを見たりテレビをつけたり。
頭の中はフル回転、ちっとも休まることができません。
寝るだけになったら、なにも考えない。
考えないのは難しくても、ネットやテレビを見ないようにする。
それだけでも、頭の中で感じるストレスの度合いが変わってくるはず。
まずはお話した「呼吸法」で、早速今夜からの睡眠を変えていきましょう。
少しでも、あなたにとって気持ちの休まるときが作ることができれば幸いです。
それでは、今日も一日がんばりましょう~。