名刺に入れる自分の写真を撮影するための場所をデザイン会社の方に探していただいていました。
はじめは地域の公民館などのスペースをお借りする予定でした。
が、新型ウイルス予防対策のため、どこも貸し出し不可……
そこで提案された場所は、甲斐市の竜王新町にある「蚊帳の家」という場所でした。
目次
蚊帳の家ってどんな場所だろう
山梨県甲斐市竜王新町300番地
行ってみると青い屋根が特徴的な古そうな建物を発見。
写真は縁側しかなぜか撮らなかったのですが(縁側好き)手前に玄関があって、なかなか広そうな建物。
蚊帳の家の歴史
蚊帳の家の歴史
- 嘉永2年に建てられた、築年数100年を超える(むしろ200年に届きそう)古民家
- 不動産オフィスにする予定が広さはおよそ50坪ほどでやっぱり広い
- 残りスペースをコミュニティスペースにすることに決定
- 2018年、アートとリノベーションでよみがえった
この日はそのコミュニティスペースの一画を使って撮影することに。
外観にもとっても古い趣のある見た目ですが、中もとっても素敵でした!
ART & RENOVATION とは
写真は台所と土間のスペース。
昔懐かしいなんとも落ち着く雰囲気~。
ふつうにリノベーションするだけではなくて、アーティストの柵懶茉莉子(さくらいまりこ)さんを招いていろんな人と関わりながら作られたスペースが、この「蚊帳の家」です。
ちなみになぜ「蚊帳の家」なのかというと~……
この家をリノベーションするときに屋根裏から大きな蚊帳が出てきたのです。
その蚊帳はこの家のつづき間に実際に張ってあるのですが、なぜか写真を撮っていない……
蚊帳にも落ち葉を縫い付けるというアートがほどこしてあります。
縫い付けた葉っぱが取れてしまっても、縫い付けた糸がそこに残っていて、それがとってもおしゃれでした~。
ぜひ見ていってほしいものです。
少しだけ中を探検してみた
撮影準備をされている間、台所スペースをうろうろ。
台所には釜戸があります。
竹筒でふーふーしながら火を起こすの、昔話で見たことあるなあ~。
家に置いてある小物は、もともとこの家にあって発掘されたものもあれば、リノベーションする際に持ち寄ったものもあるのだとか。
アンティークな小物が好きな人もいらっしゃったようで、それらが本当にいい雰囲気だしている~。
あ、薬箱発見!
中入ってるのかな~……
入ってる! すごい!
なんだかテンション上がりますね。
薬袋の中にもちゃんと入ってるんですよ~。
こういう珍しい小物も置いてあるこだわりよう。
ますます気に入ってしまいました!
蚊帳の家ってどんな人が来るのだろう
誰でも気軽に利用できるおばあちゃんちみたいなおうちのこの蚊帳の家。
実際はどんな人が出入りしているのでしょうか。
いろんなイベントが開かれる
ワークショップや教室、作品発表会、食事会、などなど地域の人たちが集まったり、なにかイベントをやるときにはこの家が使われるようです。
台所ではちゃんとご飯も作れるし、これだけ広いと作品もたくさん展示できるだろうし。
ゆったりとした時間をすごしながらいろんなことも学べるだろうな~。
個人的に借りることもできる
今回のように写真撮影のために個人的に借りることももちろんできます。
ふつうの飲み会会場として使ったりも。
誰でも気軽に出入りできるっていいですね。
利用料金はいくらかな
午前中の500円から使うスペースと時間で料金は変わります。
ユナイト株式会社さんのページに料金表がありました。
予約もそちらでできます。
地元の再発見、いい場所みつけた!
竜王だからアクセスもそんなに悪くない場所にこんな素敵なところがあるなんて全然知らなかったな~。
友だちたくさん誘える方は、かまどでご飯炊いてみんなでカレーでも食べたらおいしいだろうな、と思います!
私もまた何かで使ってみたいな~。
素敵な出会いに感謝します。
今日も元気にいってらっしゃい!