「逃げることは悪いこと？」逃げ道はたくさん作って立ち向かうべき

嫌なことってありますよね。
仕事でもプライベートでも……目を逸らしたかったり、立ち去りたかったりしたいもの。

でも、問題から背くことは悪いことみたいな風潮というか、ありますよね。
逃げる人は弱い人、もっとがんばれ！とか、言われた経験がある人もいるのではないでしょうか。

私も、明るく前向き押し売り女ではありますが……
嫌なことをすべて押し殺して生きているわけではありません。

ときどき逃げたりしながらも、現実を生き続けているのです。

逃げ道をたくさん作っておくことこそ自分を守ること

嫌なことがあった日、イライラしたり、落ち込んだりした日は……
いろんなストレス解消法を試して気分を沈めたりしています。

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こういうのは、直接問題を解決してくれる方法ではないかもしれませんが……
これらがある、ということで得られる「安心感」もあるものです。

小さな頃から私は母から「学校に行きたくなければ行かなくていい」と言われていました。
妹にも同じように話していましたし、今も母の考えは変わりません。

でも私たちは多少つまんない日々でも、休まず学校に通うことができました。
妹は皆勤賞もとりました。

社会人になった今も、会社に当たり前のように通っています。

大学生のときに、自分の部屋に適当な煙草を一箱とライターをひと組置いていました。
何か嫌なことがあったら、これを吸ってやろうという思いでいました。

でも私は、今日まで煙草を吸ったことは一度もありません。

このふたつの例は、とても似ていると自分では考えています。
「逃げようと思えばいつでも逃げられる」安心感に抱かれていたんだと思うんです。

「逃げる」っていうと、なんかぜんぶやめることのように考えがちですが……
そうとは限らないと思うのです。

やめたらすべてがリセットされることはなく……
それまで積み重ねてきた経験、感情、記憶、思いが「自分の中」に残ります。

リセットできません。
仕事が嫌で辞めたら、そこからまた同じ問題をクリアできるための「戦略」を考えることができます。
リセットではなく「リスタート」でなければならないのです。

「逃げる」のは悪いことではありません。
自分自身を新しく変えるための手段のひとつです。

私のいう「逃げる」は「休む」に近いのですが……
実際「やめる」という選択をとるのもアリです。

実際に私はふたつの理由でもって、仕事を辞めたことがあります。
今自分がこんな状況だとしたら、全力で逃げるべきです。

パワハラやセクハラを受けている、物理的、精神的に危害を加えられる……
そんな場所は仕事場であろうと家庭であろうと、すぐに逃げるべきです。

その問題は、正面から立ち向かったところで自力で払拭できるものではありません。

相手に変わってもらわなければならない事案については、変化を求めるのが難しいです。
自分でもって環境や関係を変えるほうが、状況は好転する確率が高いです。

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その環境にいると、いかにもそこだけが世界のすべてのように感じてしまうかもしれません。
でも、そんなことはありません。

世の中には、自分が知らないだけで魅力的な場所、世界がたくさん広がっています。

もし、あなたがその場所にしばらくいるけど、このまま楽しい状況がやってくるとは思えないのであれば……
思い切ってその世界から離れてみることもひとつの手段です。

私はそうして楽しい日々を手に入れることができました。

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私はまず、自分の「夢」から逃げ、諦めることを覚えました。
その判断ができたから、今こうして毎日楽しく会社で働くことができています。

そこからまた新しい夢や目標がみつかることだってある。

逃げることは悪くない。
前向き押し売りの私が断言しますよ〜！

きょうもすてきな１日になりますように。
元気にいってらっしゃい！