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仕事観

そこに○○はあるんか! 今一度「マネ」「パクリ」について考えてみた

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以前私は、文章を書くにあたって「あの作家の表現に似ている」と思うことに関しては……
「気のせい」のことがほとんどだ、という話を、記事にしたことがあります。

モノを生み出す者にとって、影響を受けた人物や作品というのはあるもので……
自分の作風に何かしら響くところがある、というのもよくあることです。

「マネるは、まねぶ=学ぶ」とはよく言ったものですね。
自分がいいな、と思った感覚を大切に、表現のヒントを学ばせてもらう。

でも「パクる」ってなるとどうでしょう。
そこに「学び」はあるんでしょうか、と疑問ですよね。

「マネる」にあって「パクる」にないもの、私はもっとあるように感じます。

ということで、今回はあらためて「マネ」と「パクリ」のちがいについて書こうと思います。
私はこう考えています。いってみよう。

マネには「愛」があるけどパクリにはない

マネをするときは、マネする対象物への愛、尊重、リスペクトがあります。
それから、表現をとおして想いを伝えたい人への愛や感謝もあります。

「マネる」さんは、その表現の意味やアイデアの優れているワケを一生懸命理解しようとします。
深くまでわかろうとする姿勢、そこには後ろめたさはありません。

「パクる」さんは、対象物への理解も薄いのに、無理矢理自分のモノにしようとします。
だから、支離滅裂で意味不明な表現となっていることも実は多いです。

自分以外の誰かを想って学び伝えるのが「マネ」
自分のラクだけを考えて盗み利用するのが「パクリ」です。

マネには「自分」があるけどパクリにはない

「マネ」になる対象物があるとしたら……
まずはそれを「いいね!」と思った、自分の感性があります。

それを好む価値観、思考、経験、感情……
それらを動員して生み出される表現こそ「マネ」です。
「パクリ」にはそれがありません。

なぜなら「パクリ」はコピー&ペーストだからです。
その人の生み出したものを丸写ししただけで、自分はどこにもいません。

マネには「工夫」があるけどパクリにはない

マネをする人って、そもそも「マネと思われたくない」という気持ちがあったりします。

だから、対象物の優れているところに影響されつつ……
いかにオリジナリティを出すか、ちがうところに活かせるか。

まったく同じものを生み出さない努力をするのが「マネ」です。
「パクリ」は前述したとおりコピーですから、まったく同じものが量産されます。

マネには「向上心」があるけどパクリにはない

「マネは同じものを作らない」以上に……
「それよりももっといいものを生み出そう」という気持ちがはたらきます。

千利休がいう「守破離」という言葉。

「守」師匠の教えを徹底的に守る
「破」学んできた型を破り発展させる
「離」基礎応用から離れて自らの個性を出す

このプロセスを踏んでいる人は必ず「マネ」からはじまっています。
「パクリ」を続ける人には「よりよくなる」道が開けていないのです。

ぜひ「マネ」してほしいという気持ちでブログを書いている

私のブログに載せることは……
ぜひ読者のあなたの生活にも役立ててほしいという思いで紹介しています。

接客事例や、手書きポップをそのまま載せるのもそう。
そのアイデアを使って、あなたもお店も、もっとよくなる未来を想像してほしいと思います。

そこに愛あるあなたがいる限り、完全な「マネ」にはなりません。
たのしく毎日を暮らしていきましょう。

今日はここまで。
すてきな1日になりますように〜!

-仕事観

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