私が配属されている店舗は、今の会社に入社したとき、一番最初に配属になった店舗。
2018年春に離れて以来、二度目の配属です。
入社したとき、いろいろと仕事を教えてもらう中で、当時の女性次長からこんな話を聞きました。
「他社店舗を軒並み潰してきた店」
私のいる店は、社内でも上位にあがるほどの売上のよさといわれています。
お客さまの層は、見る限りでは高齢の人が多くいらっしゃるようす。
周辺に病院などがあるためか、医薬品は驚くほど売れないけれど……
日用品と、とにかく食品がよく売れます。
そんな店に最初に配属になったとき、当時の女性次長に言われたのが……
「この店のまわり、前はスーパーも他社のドラッグストアも建っていたの」
「はい」
「でも、どこの店舗も軒並み潰していくから、いまは近くになにも建つことはないのよ」
そう、今私のいる店舗は「他社店舗を軒並み潰してきたドラッグストア」なのです。
実際売上はいいしなかなか忙しい
少し道を下ればほかにもお店が建っていることにはあるのですが……
高齢者の多い町のため、近くで買い物を済ませるお客様のほうが多いのです。
まわりに新しいお店がオープンしても、売上に影響するのは最初だけで、すぐにこちらへ戻ってこられるよう。
だから、食料品がスーパーマーケット並みに売れる構図ができあがります。
実際、セール時はなかなか店の中は混雑になります。
役職がついたことで、お金を管理する仕事も増えましたが、数えるお金もきっと他より多いのではと考えています。
お金をさわるのはなかなか緊張しますね。
そんな忙しい店舗が、役職がついて初めて勤務するお店だと思うと、人事が出たときはすぐに不安になりました。
みなさんとてもあたたかく迎えてくれた
異動して初めての出勤日。
右も左もわからなかったあの頃の私を知る、アルバイトのみなさんがいました。
「あいさん、すっかりたくましくなったね~」
と、笑顔で迎えてくださったことは、本当にうれしく思いました。
あの頃も、とても迷惑をかけただろうし、今度も迷惑になるかもしれないけれど……
あたたかく受け入れてくれた皆さんのためにも、がんばらなきゃ! という気もちになりました。
みんなでわははと笑いあいながら、たのしく働けるように、またひとつひとつ積み重ねていくぞ~。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい!