最近、食品のPOPを書く機会が多い私。
ひと言で食品といってもさまざまで……
菓子から飲料、酒、調味料といろいろあります。
これらを紹介するときに総じて意識していることは
「いかにしてその食品をおいしそうと思わせるか」ということ。
そのためには「ちょっとのひと手間」が肝心でした。
こうするとしないとでは、商品に抱くイメージの湧き方もちがうし……
より商品の魅力を引き出すものになるのでは、と感じます。
目次
食品POPは実際に調理した写真を載せた方がいい
それは「食品の写真はパッケージでなく調理したものを載せる」こと!
以前、POP作成のために食器を買ってきた!
という記事も書いたことがありますが……
調理したものと言っても、必ずしもぐつぐつことこと料理しなければならないのではなく……
お菓子ならお皿の上に、ジュースならコップの中に。
器に移してあげるだけでも印象が変わります。
パッケージの補正されたイメージ画像では伝わらないところを伝える効果があります。
実際に調理したのなら、そのレシピをPOPに書いてしまうのもあり!
POPを見て「作ってみよう!」と思ってもらえたら大成功!
写真に撮ってもらって、あとで見返してもらうこともできますね。
POPに書くレシピ3つの自分ルールはコレだ!
手書きポップに書くレシピですが……
私なりにどんなものを採用しているか、基準があります。
カンタンに言えば
「どんなことが書いてあったらやってみようと思えるかな」
ということなんですけどね。
で、3つあります。
工程がカンタンであること
煮沸した瓶にローストしたクルミと蜂蜜を詰めただけ
大前提「これなら作れそう!」というカンタンさが伝わるレシピです。
このカンタンさは、実際の工程に手間がないことに加え……
「POP1枚に落とし込める手順」であることが肝心。
短い文章2、3行程度で簡潔に書ける内容でないと……
まさか「続きはWEBで!」とはなりませんので、伝わりません。
誰でも試したくなるカンタンレシピを紹介しています。
少ない材料で作れること
短い文章に落とし込む必要があるからには……
極力材料も最小限に抑えるべきです。
調味料を含めて3つか4つくらいまで。
それに、いろいろ必要だと作るのが面倒だけど……
あとひとつふたつ必要なくらいなら「ついで」買いも誘発できるかも。
味付けはお好みでいけること
大体の目安量が書けるときは書けますが……
基本的に分量は詳細に書かないでもいけるやつを載せます。
調味料ひとつひとつに「大さじ」「小さじ」など書いていたら……
それだけでも文章圧迫 & 面倒臭さが出てしまいます。
なので、基本は分量を書く必要がないもの。
もしくは、お好みの味付けでお願いしたいものを載せています。
いかに「おいしそう! 食べたい!」と思わせることができるか
ということで、食品の販促はいたってシンプル。
お客様に「おいしそう!」と思わせることです。
おいしいものを食べれば幸せになれるし……
幸せな食生活は、毎日の豊かさにつながります。
そういう「体験」の提案を、食品のPOPではしていければいいのかなと思います。
今日はここまでです。
すてきな1日になりますように〜!