最近、食品のPOPを書く機会が多い私。
ひと言で食品といってもさまざまで……
菓子から飲料、酒、調味料といろいろあります。
これらを紹介するときに総じて意識していることは
「いかにしてその食品をおいしそうと思わせるか」ということ。
そのためには「ちょっとのひと手間」が肝心でした。
こうするとしないとでは、商品に抱くイメージの湧き方もちがうし……
より商品の魅力を引き出すものになるのでは、と感じます。
目次
食品POPは実際に調理した写真を載せた方がいい
![](https://i0.wp.com/npnmedicine.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3472.jpeg?resize=974%2C974&ssl=1)
それは「食品の写真はパッケージでなく調理したものを載せる」こと!
以前、POP作成のために食器を買ってきた!
という記事も書いたことがありますが……
調理したものと言っても、必ずしもぐつぐつことこと料理しなければならないのではなく……
お菓子ならお皿の上に、ジュースならコップの中に。
器に移してあげるだけでも印象が変わります。
パッケージの補正されたイメージ画像では伝わらないところを伝える効果があります。
実際に調理したのなら、そのレシピをPOPに書いてしまうのもあり!
POPを見て「作ってみよう!」と思ってもらえたら大成功!
写真に撮ってもらって、あとで見返してもらうこともできますね。
POPに書くレシピ3つの自分ルールはコレだ!
![](https://i0.wp.com/npnmedicine.com/wp-content/uploads/2021/02/1208F748-00B6-4C55-B136-ADE747E30E84.png?resize=974%2C677&ssl=1)
手書きポップに書くレシピですが……
私なりにどんなものを採用しているか、基準があります。
カンタンに言えば
「どんなことが書いてあったらやってみようと思えるかな」
ということなんですけどね。
で、3つあります。
工程がカンタンであること
![](https://i0.wp.com/npnmedicine.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3473.jpeg?resize=974%2C974&ssl=1)
煮沸した瓶にローストしたクルミと蜂蜜を詰めただけ
大前提「これなら作れそう!」というカンタンさが伝わるレシピです。
このカンタンさは、実際の工程に手間がないことに加え……
「POP1枚に落とし込める手順」であることが肝心。
短い文章2、3行程度で簡潔に書ける内容でないと……
まさか「続きはWEBで!」とはなりませんので、伝わりません。
誰でも試したくなるカンタンレシピを紹介しています。
少ない材料で作れること
短い文章に落とし込む必要があるからには……
極力材料も最小限に抑えるべきです。
調味料を含めて3つか4つくらいまで。
それに、いろいろ必要だと作るのが面倒だけど……
あとひとつふたつ必要なくらいなら「ついで」買いも誘発できるかも。
味付けはお好みでいけること
大体の目安量が書けるときは書けますが……
基本的に分量は詳細に書かないでもいけるやつを載せます。
調味料ひとつひとつに「大さじ」「小さじ」など書いていたら……
それだけでも文章圧迫 & 面倒臭さが出てしまいます。
なので、基本は分量を書く必要がないもの。
もしくは、お好みの味付けでお願いしたいものを載せています。
いかに「おいしそう! 食べたい!」と思わせることができるか
![](https://i0.wp.com/npnmedicine.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3474.jpeg?resize=974%2C974&ssl=1)
ということで、食品の販促はいたってシンプル。
お客様に「おいしそう!」と思わせることです。
おいしいものを食べれば幸せになれるし……
幸せな食生活は、毎日の豊かさにつながります。
そういう「体験」の提案を、食品のPOPではしていければいいのかなと思います。
今日はここまでです。
すてきな1日になりますように〜!