先日は朝もすっきり起きられず、体がだる~い……
コーヒーを飲んでも目が覚めるような気にならず、気持ちが停滞状態に。
やることはいっぱいあるのになんにもやる気が起きない!
でもなにか始めたら、動き出すきっかけになれば……
と、思ってようやく重い腰を上げておこなったのが……
ぬるめのお風呂にしばらく浸かることでした。
たまったぬるめのお湯(何度かわからないけれどけっこうぬるい)にダイブ。
しばらく何もせずぼけーっとお湯の中。
ちょっとうたたねもしていました。
しばらくして、湯船から上がり、体を流して浴室から出ると……
なんだかちょっと気分が軽くなったような!
頼まれごとややるべきことをゆっくりこなしながらのんびり一日を過ごせました。
冬の間は入浴剤入りのお風呂を楽しんでいました。
暑い日はシャワーで済ましちゃおう! と、思いがちかもですが……
こんな時こそお風呂の力を借りましょ~。
目次
お風呂にまつわる3つの効果
そもそもお風呂に入るとどんないいことがあるのか!
主にこちらの3つの効果があるといいます。
- 温熱作用
- 水圧作用
- 浮力作用
どういう作用なのかを簡単にご説明します。
温熱作用とは
体が温まる効果のことをいいます。
あたたまると血行が良くなって、新陳代謝がよくなります。
体にある老廃物や疲れの原因を取り除いてくれるのが温熱作用の効果です。
水圧作用とは
水圧が血管や内臓を刺激する効果のことをいいます。
刺激されると血液やリンパの流れがよくなり、内臓運動にもなります。
滞っていた体液が心臓へ戻っていくことができるのでむくみの改善にもなります。
浮力作用とは
体が軽くなることで得られる効果です。
浮力の影響で体が軽くなります。
(空気中に比べて10分の1くらいになるそう!)
すると、普段の体重を支えていた筋肉や関節の負担や脳への刺激も少なくなります。
ストレスが減りリラックス状態へ導いてくれるのが、浮力作用の効果です。
お風呂の温度が効果を左右する
お風呂に浸かってどんな効果を一番感じたいか。
それには「お湯の温度」はとっても大切な要素です!
体をあたためて得られる効果は、温熱作用。
その重要な境目は「42度」とされています。
ちがいをひと言でいうと、「自律神経系のはたらきが変わる」ということです。
ぬるめのお風呂(38度くらい)の効果
からだをリラックスさせる効果が高くなるのがぬるめのお風呂です。
副交感神経がはたらくことで、緊張がほぐれて疲れが回復していきます。
寝る前に15分くらい浸かると、睡眠の質も上がります。
熱めのお風呂(42度くらい)の効果
からだや脳に刺激を与えてシャキッとさせるのが熱めのお風呂の効果です。
交感神経をはたらかせることで、一気に活動的にさせる方法です。
血圧を上昇させ、体力消耗の原因になるので、長湯は禁物。
体温1℃の変化で体の調子も変わる
人間の体温は1度下がると、基礎代謝や免疫機能が下がります。
すると、いろんな不調が出たり、病気にかかりやすくなったりします。
体温を1度あげる目安は「およそ40度のお風呂に10~15分ほどつかる」こと!
体温をあげて体力回復しながら、病気予防していきたいものですね。
効果的なお風呂の入り方
お風呂ライフを楽しむためにやっておきたいことを紹介します!
入浴前後に水分をとる
体があったまると汗をかくので、失う水分を最初に補給します。
湯船につかる長さにもよりますが、コップ1~2杯分のお水を飲んでおくといいでしょう。
お風呂から出た後も、水分を奪われた体に、入浴前と同じくらいのお水を補給するといいです。
肩まで浸かった全身浴がおすすめ
3つの効果(温熱・水圧・浮力)を一番感じられるのはやっぱり全身浴!
短時間で、効率的に体をあたためることができます。
水圧がかかる分、体に負担もあるので、かけ湯などで十分に体を慣らしてから、湯船に入るのがいいですね。
顔が汗ばんできたら湯船を出る合図
長湯は体力消耗の原因になります。
汗ばんできたら「あったまった~」と思ってお風呂から出ましょう~。
ぬるめなら10~15分、熱めなら10分以内が目安です。
お風呂は健康な生活を支える日本の文化
毎日お風呂に入る習慣のある日本!
お風呂とともに生きることでからだだけでなく心も洗われる気分になりますね。
新型ウイルスが終息したら、日帰り温泉の大浴場で足をのばしてお風呂に浸かりたいな~。
全国の名湯をめぐるのも楽しいかも、やったことないけど!
それまではおうちの浴室を超絶リラックス空間にしていきたいと思います。
今日も元気にいってらっしゃい~。