先日、SNSを眺めていたら、ふとこんなツイートを発見しました。
うわ……
うっわー……
気がふれそうなほどに懐かしい!!!!
目次
ビーサイってなに
「ビーサイ」は株式会社ファイが運営するポッドキャスト番組「石川・ホンマ・ぶるんのBe-side Your Life」の略称です。
パーソナリティはラジオの放送作家3人
この「ビーサイ」ですが……
しゃべっている人は、ふだんラジオ番組の裏方に徹する「放送作家」のみなさんです。
パーソナリティ
- 石川昭人さん
- ホンマトシヒコさん
- ぶるんぶるん平田さん
私が学生時代、ひそかに「放送作家になりたい」と思うきっかけになった3人です。
このお三方が担当した番組こそ「西川貴教のオールナイトニッポン」なのです!
「西川貴教のオールナイトニッポン」復活をめざしてはじまる
元々は、ニッポン放送で配信開始された「激ウラ!! 西川貴教のオールナイトニッポン」というポッドキャスト番組が前身。
8年9か月という歴史に惜しまれつつ終止符を打った「西川貴教のオールナイトニッポン」が、レギュラー復活するまで配信を続けることを、西川貴教と固く約束。
「激ウラ」配信終了後は、番組名も改め、個人サイトで配信を開始。
14年たった現在もノーギャラで毎週配信されています!
ビーサイと私の思い出
ラジオにハガキやメールを投稿するときは「いぶき」というラジオネームを使用する私。
けっして面白い投稿ができる有名リスナーではありませんでしたが……
イベントに参加したり、コーナーへ投稿したり、がんばって番組へ参加していました。
なかでも印象に残っている出来事がこの3つ。
ビーサイといぶきの思い出3選
- さえないアイドルオーディション略してSA
- キラキラという名のリスナーと私
- 父連れてくる事件
さえないアイドルオーディション略してSA
ビーサイの女性リスナーをアイドルにしようという企画が立ち上がりました。
「ビーサイ聴いてる女なんて、どうせさえない人生送ってるんだろ?」
「一生に一度くらいスポットライト浴びさせてやろうぜ」
という石川さんの「写真を送ってこい」の一声で、全国の女性リスナーが写真を投稿。
「写真を送ればアイドルにしてもらえる!」
「泥レスでもなんでもやります!」
と、当時の私も写真を投稿。
誰かに「目が日ハムの稲葉に似ている」と言われたことは覚えています。
結局誰もアイドルに仕立て上げられることなく、コーナーはフェードアウトしました。
キラキラという名のリスナーと私
そのさえないとされる女性リスナーの中に「キラキラ」という子がいます。
山梨の片田舎でさえない高校生活を送っていた私。
東京には「キラキラ」というラジオネームの、同い年くらいのおもしろい女の子がいるんだな。
当時はそう思いながら聴いていました。
大学に入学し、私も上京。
ラジオ制作を専攻すると、全国からラジオが好きでラジオマンを目指す同級生たちが。
その中にくりぃむしちゅーや西川貴教のオールナイトニッポンを好む女の子が。
自分が好きで聞いている同じラジオ番組を好む人と出会った、初めての経験でした。
よくよく話を聞いてたら……
その子がキラキラでした。
石川さんは「キラキラしてるのはラジオネームだけ」と言っていましたが……
そんなことないで!
今でもよく近況報告したりします。
父連れてくる事件
2008年、番組の中である音楽バンドが結成されます。
その名も「SIGNAL 2 NOISE RATIO(シグナル・トゥー・ノイズ・レシオ)」
メンバーはパーソナリティの3人。
2010年には、ミニアルバム「D.T.」をリリースしました。
その「D.T.」をひっさげて、各地へCDの即売&握手会的なイベントがありました。
私の地元にも3人がやってくるということで、私もそれに合わせて帰省。
当時車の免許を持っていなかったため、会場へは父の運転で向かいました。
「西川貴教のラジオの作家さんが来る」とだけ話したら、なぜか一緒についてきた父。
何食わぬ顔でイベントに参加。
下ネタ交じりで私をいじりだすパーソナリティ3人。
「いぶき、いっしょのこの人は誰?」
「あ、お父さんです!」
それからイベントにお父さんを連れてくるのは禁止になったとかならないとか。
10周年を迎えた「SIGNAL 2 NOISE RATIO」
そんなたのしい思い出いっぱいのビーサイ。
なかでも印象的な思い出になった「SIGNAL 2 NOISE RATIO」というバンド。
あれから10年になるんですね~。
ちゃんとサインももらっています。
楽曲が無料でダウンロードできます
「リリースされた当時は番組を聴いていなくて知らなかった!」
「あの頃の3人の演奏、また聴きたくなっちゃったな~」
そんな人たちへの朗報。
当時すでになつかしく感じていたあのメロディ
10年たった今もなおなつかしさを呼びます。
BOØWYやLUNA SEA、X JAPANなどを聴いて青春を過ごしていた世代の3人。
1980年代から90年代を意識した「青春ロック」がコンセプトです。
もうひとつの生活のそばに番組は居続けてくれる
久しぶりに番組を聴きました。
私が学生時代の頃の番組、そのままがそこにありました。
「AMラジオの毒電波を浴びてねじ曲がった」と、パーソナリティ自身が言っていますが……
ラジオはどうあがいても私の人間性を作り上げたモノ、そのものです。
「欲しかったら取りに来い」
この精神を私の中に作り上げたのは西川貴教だし、西川貴教のオールナイトニッポンという番組……
番組のスタッフや、リスナーからも、たくさんのエネルギーをいただきました。
「西川貴教のオールナイトニッポン」という番組のレギュラー復活まで。
そういって、かれこれ14年続いている「ビーサイ」というポッドキャスト番組。
けっして「ためになる!」番組ではないですが、私の大好きな番組です。
よかったら、バンドの楽曲とともに聴いてみてください。
それでは、今日も素敵な一日になりますように~。