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やすみ 趣味

「夏休みの友」って全国区だと思ってた!

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今年は新型ウイルス感染症流行の影響で、子どもたちの夏休みがいつもよりも短いようですね。
その波が、夏休みの宿題にも影響しているようで……
先日、山梨県内の小中学生に配布される「夏休みの友」が創刊以来はじめて休刊になった、という県内ニュースを見ました。

へ~、夏休みの友ないんだね。
なんて思いながら、よくよくそのニュースを見ていると衝撃が起きました。

え、夏休みの友って、全国区じゃないの?!

「夏休みの友」って、なに

「夏休みの友」というのは、夏休みの前に学校で児童生徒に配られる、学年ごとに作られた勉強用の冊子です。
1948年に第一号が発行され、以来山梨県の子供たちの宿題として毎年配られてきました。

各教科の問題が一冊にまとめられたこの冊子。
似たようなものが宿題として出される地域はあるかと思います。

でも、この山梨県で配られる「夏休みの友」はかなり貴重な代物ということがわかりました。

毎年県の教職員がつくっている

「夏休みの友」は、学習教材を作る会社などに委託してつくっているものではありません。

なんと、県の教職員が毎年、各学年ごとに内容を考え、手作りしているのです。

1学期の復習をまじえて、学校で学ぶ全教科を網羅するこの「夏休みの友」という冊子。
国語算数……はもちろん、音楽や美術、図工、体育などのページも存在します。

なかなか今もこうして続く県は、少数派なのだとか。

冬休みの友もある

長期間休みが続く夏休みにしか、この冊子型の宿題が課せられない地域も多いそうですね。

でも、山梨県にはちゃんと「冬休みの友」も存在しました。

書き初め大会の課題の見本が載っていたり、おせち料理や七草がゆのレシピなどが載っていたり。
大掃除の記録とかも書いたような……

この「冬休みの友」もまた、継続する地域は少ないと言われています。

夏休みの宿題の思い出

夏休みの宿題といえば、私は最後の一週間で一気になんとかしようとする人間でした。
なので、夏休みの最後は決まって「苦しみ」の思い出で終わるのです……

この「夏休みの友」のほかにも、コンクールの絵やお習字を書いたり、植物を育てたり、工作をしたり……
いろんなことをしましたが、中でも印象に残っているのはこのあたりかな。

「読むだけ」のページは日付だけ書いて終了

「夏休みの友」は、そのページのお話を読むのが課題のものもありました。

学校の先生たちとすれば、きっとそこに書いてある内容を、家族と話し合ったり、自分でさらに調べたり実行したり……
というところまで狙っているのだと思うのです。

でも、結局それを証明する方法がないので、とりあえず日付だけ書いて読まない、なんていう悪いことをしていました。

でも、気が向いて読んだりしてみると、けっこうおもしろいことが書いてあったりするものです。
県で作りますから、県内の伝統文化や、自然のはなしなど、地元にまつわることも盛り込まれていたりするのが「夏休みの友」です。
意外に知らないことも多かったりして、大人のほうが「へ~」ってまじめになって読んだりするかも。

読書感想文は最後まで苦手な宿題

本を読んだり文章を書いたりすることが人よりも好きなほうな私ですが……
読書感想文だけは、小さい頃から本当に苦手。

あらすじみたいな作文を書いては怒られ、本を読んでも感想が浮かばず怒られ。
私は今でもこの「読書感想文」という課題は、子どもの読書嫌いを助長させるための拷問のようだと考えています。

「読書感想文」は苦手だけど、物語のような「あることないこと」を文章にするのが得意と気づきだした中学時代。

いい感じに悪~い知恵もついてきた中で、考えた抜け道は
「本の最初の一行だけ読んで、そのイメージをもとに想像で文章を展開する」
というもの。

その頃は本もよく読んでいたし、感想もまじめに書こうと思えばかけたのですが……
「読書感想文」という課題自体に反発したかったのだと思います。
ひねくれた子どもでした。

自由研究のまとめを母に託し就寝

小学3年生になると、読書感想文は自由研究と選択制になったので、私は迷わず自由研究を選択!

長い休みを使っていろんな実験をしてみたのは楽しかったのですが……
最後に、学校で発表する用に、大きな模造紙に研究結果をまとめなければなりません。

この作業がとっても苦痛!

いつまでも後回しにしていて、結局まとめるのは最後の最後。
夏休みの最終日に、慌てて模造紙を買って書きなぐるのですが……
盛大におこなった研究結果、カンタンにはまとめ終わりません。

早寝早起きの習慣が身についていた私は、やがて夜中に起き続けることに耐えられなくなり……
自分の宿題を手伝うために模造紙に清書する母を差し置いて就寝!

夏休みの季節になるたびにこの出来事を言われ続けています。

なぜあんなに宿題に追われていたのだろう

私の世代は完全に「ゆとり世代」ではあるのですが……
それにしても当時の夏休みの宿題は多かったように思います。

友達と遊んだり、家族で旅行に行ったりしたと思います。
でも、ずーっと記憶に残っているのは「夏休みの宿題」のことばかり!

大人になるとなが~いお休みはない代わりに、行動範囲も広く、自由でいいのですが……
やっぱり、子どもの頃のような「夏休み」って聞くと、この年になってもわくわくするものです。

「宿題」に追われるなんてもったいない~!

莫大な自由時間、とにかくあそぼう!

今年はちょっと短いですが、学生のみなさん、有意義な時間をお過ごしください。
それでは、素敵な一日になりますように~。

-やすみ, 趣味

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