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やすみ 芸術

それぞれの現場で活躍する皆さんを思うときと創作欲求

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仕事終わりに映画を見に行きました。
レイトショー、高くなったなあと思いつつ、久しぶりの映画館での鑑賞です。

おもしろかったー!
笑いながらあっという間に見終わってしまいました。

語彙力の乏しい表現で申し訳ないのですが、三谷幸喜監督の作品は人物がとってもいきいきと描かれていて大好きです。
人間模様が描かれてこそのドラマなんだなあって、いつも思わされます。

是非皆さんにも見ていただきたいです。
中井貴一さんがもっともっと大好きになること間違いなしです!

最後のエンドロールまでがっつり見て帰ってきました。
エンドロールで映画の余韻に浸る人間でもあるのですが、個人的に誰か知ってる人の名前ないかな〜て思いながら最後まで見てます。

今回の作品では見つけることはありませんでしたが、たまにテレビや映画のスタッフに同窓生とか見つけて「おおっ」てなることもあります。
そして、それぞれの世界で活躍しているみんなのがんばっている姿を想像しては励まされています。

学生の頃とかは自分がそのエンドロールに載ることばかりを考えていました。

こういう作品を見ても「自分はこういうものが書けない、感性を持っていない」ということに嫉妬ばかりが沸いて、本当に芸術を楽しむことってあったのかなあ、と思います。

でも今は受け手として、芸術作品を素直に楽しむことができるし、誰かの活躍を聞くと嬉しく思うことができます。
それには今の仕事や生活が楽しくできていることって、大きいのかなって思っています。

何か書きたい気持ちがまったくなくなった訳ではありません。
500万円くらいまとまったお金欲しいなあ、と思った時とか、何か書いて当ててやろうかとよぎることもあります。
でもそのよこしまな気持ちでさえも長続きしないのです。

学生時代、大学の特別授業で脚本家の中園ミホさんが招かれたことがありました。
その授業はとても印象的で、その中での言葉でいくつかよく覚えているものがあります。

そのひとつが……

「ものづくりはある程度不幸でないとできない。幸せな人は、そもそもものを作ろうという発想が湧かない」

という言葉でした。

ものを作ることが生活の中心だった頃に比べると、おそらく今の自分の生活において、ものを作るには幸せすぎるのかもしれません。

毎日楽しくお仕事できてる私ですが、これに満足はせず、日々業務の向上を目標にしたいなと思っています。
それでは今日も一日がんばりましょう。

-やすみ, 芸術
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