もっとブラックボードPOPが上手になりたいな〜。
そう思って挑戦してみたのが先月末のこと。
あれから3週間以上が経過したので、先日売り上げの変化を見てみました。
結論を言うと、このPOPは結果を出すことができませんでした。
さて、どうするかな。
目次
過去の売上から伸ばすことができなかった
ブラックボード設置の日からこれまでの売り数と比較したのは……
前月の同じ日数分の売り数と、前年の同じ時期の日数分の売り数です。
これらを比較した結果、ブラックボード設置からの売り数は、前月も前年も超えることがありませんでした。
このPOPは、売上に結びつけることができなかったのです。
何が結果に結び付かなかったのかを考える
う〜ん、このPOPはあんまりお客様のきもちに響かなかったようです。
どんなところが良くなかったんだろう、と、その理由を考えてみます。
季節を先取りし過ぎたのでは
4月末に書いた時点では、暑い日もあれば、天気が下ると肌寒くなったりする日もありました。
最近は、働いていると暑くて汗ばむ日も増えてきましたが……
冷やした化粧水でアプローチするには、ちょっとだけ時期が早かったかも。
そろそろ制汗剤や日焼け止めも売れてきますから、もしかしたら、今からだったらこの方向性でもいけるかもしれませんが……
商品への誘導が足りなかったのでは
そもそもこの商品がどこの売り場に置いてあるかの想像がしにくいPOPだったかなと思います。
たとえば、このボードに書いてあることと同じコピーを書いたPOPを売場にも貼ってみるとか……
わざわざ店員に声をかけなくても、お客様自身で商品の場所がわかるような配慮が必要だったかもしれません。
新規購入へのアプローチが弱かったのでは
商品の誘導にもつながりますが……
この商品を知らない人が見て、はたしてすぐに「化粧水」だと気づくかどうかが疑問です。
少々情報を端折りすぎたような気がしています。
リピーターには新しい提案になるかもしれませんが、新規顧客の獲得には難しかったかもしれません。
POPはプロセスより結果! 売上につなげてなんぼ
ということで、以前からある商品に新しくPOPを設置したら……
必ず「売り数の検証」までやった方がいいという話でした。
POPは作品ではなく、売上をつくるための手段です。
どんなに見てくれを気にしても、売上に結びついていなかったら失敗! です。
1週間から1ヶ月くらい様子を見て、結果が出ていなかったらすぐに外します。
そして、何がいけなかったかを考えて、書き直すなりちがう切り口を考えるのが大切です。
さて、今度はどんなカタチで商品の良さを伝えた方がいいでしょうかね。
ちょっと考えて、また挑戦したいと思います。
今日がすてきな1日になりますように〜。
元気にいってらっしゃい!