会議やセミナーが、リモートで行なわれるのが当たり前なくらいのこのご時世ですが……
流れていく情報の内容をメモするときにどんな手段をとるでしょうか。
話を聞きながらメモをするって大変ですよね。
追いつくのに必死で、殴り書きのようなメモ……
あとから見たら「なにこれ」みたいなものになっていませんか。
かといって、ICレコーダーを用意したとしても……
どの発言のときに書いたメモなのかがすぐにわからないし、何よりノートと音声が別の媒体って、スマートじゃありません。
どんな話のときになにを書いたのかが一発でわかる、そんな便利なアイテムないかな〜。
そんなあなた、iPadアプリの「Notability」なら、なんとそれが叶うんです！
目次
「Notability」ってなに？
「Notability」はiPad向けの買い切り有料ノートアプリです。
基本的なメモ機能はきちんと備わっていて、使いやすいこのアプリですが……
一番の魅力はなんといっても「録音しながらメモが取れる」こと！
メモ帳とICレコーダーを別々に用意する必要はありません。
会議の議事録や講義のノートとり、打ち合わせなどのメモとりに最適なアプリといえるでしょう。
「Notability」で会議や講義を受けるとこんなに便利
なぜ、会議や講義の場面でこの「Notability」というアプリは選ばれるのか。
以前、「GoodNotes5」という有料ノートアプリを紹介しました。
コチラも大変優れたアプリですが、この「Notability」にも魅力的な機能が備わっています。
たくさんある魅力的な機能の中で、今日はこの３つをご紹介します！
- 音声に合わせてメモがプレビュー
- ページが縦続きでめくる手間要らず
- ２つのメモを同時に開くことができる
音声に合わせてメモがプレビュー
「Notability」は、メモをとりながら録音することができます。
この録音した音声は、自分がとったメモと連動しています。
音声を再生すると、そのタイミングでとったメモがプレビューされるのです。
つまり、自分がとったメモが誰のどんな言葉を聞いてとられたものなのかが一発でわかります。
会議や講義の内容は、音声でも記録されているから、メモは重要な、必要最低限のものだけでも十分です。
「Notability」は「GoodNotes5」と同様、PDFなどの外部メディアも取り込むことができます。
会議の内容を録音しながら、資料に自分で注釈やマーカーを入れることも可能です。
ページが縦続きでめくる手間要らず
「GoodNotes5」は、ペラペラと紙をめくるように新しいページを作っていきましたが……
この「Notability」では、どんどんと下に新しいメモが連なるカタチで作っていくのが特徴です。
会議や講義のように、情報が流れていくもののためのメモには、カンタンに勢いでメモをとれるスタイルが向いています。
２つのメモを同時に開くことができる
メモをとる状況によっては……
事前に配布されたPDFや写真などの資料を見ながらであったり、前回の会議のメモを見ながらであったり、今回のメモとは別の何かを同時に開きたいことも多いです。
「Notability」の「マルチノート」機能は、別々のメモや資料を横に並べて表示できる機能です。
開いたメモはそれぞれ独立していて、別々にスクロールしたり書き込みしたりすることができます。
真ん中のバーを左右に動かせば、左右のサイズをそれぞれ調節することも可能です。
「Notability」音声録音機能に課題点あり
重要な課題点であるのは……
オンラインの会議や講義の場合、イヤホンをしてしまうと音声録音機能がはたらかない、という点です。
PCなりのスピーカーから直接出力されている音を、iPadで収録することは可能ですが、イヤホンの中の音を拾うことはできません。
なので、今のところ「Notability」のメリットを実感できるのは
- 会議や講義が開かれている「現地」にいるとき
- リモートで開かれている会議や講義を「スピーカー」で聞いているとき
に限る！ ということです。
ケーブルや機材を揃えればきっとできなくはないのだろうけれどちょっとそこまでは……
会議や勉強会にはiPadをいっしょに連れて行こう
「Notability」の音声録音機能が使用できる環境にあるならば……
このアプリ、使わないわけにはいきませんよ〜。
個人的にアイデアを書き溜めたり、大量のPDFファイルを落とし込みたいなら「GoodNotes5」
会議や講義など、流れていく情報を記録していきたいなら「Notability」がおすすめです。
iPadがあれば、余計な道具は必要なくなりますよ〜！
それでは、今日もすてきな１日になりますように！