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登録販売者の実務・業務経験って? 管理者登販の私がわかりやすく解説

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医薬品登録販売者という資格は、試験に合格すれば一人前!
という資格ではありません。

市販薬の接客、販売をするこの資格ですが、一定の条件を満たさないと「一人でお薬を売ることができない」資格なのです。

  • 実務経験や業務経験って聞くけど、何をしていたらいいのかな
  • 一度職場を離れていたけどまた働きたいときはふつうに復職できるのかな

今日はこんな疑問を解決するために……
実務・業務経験6年の私がわかりやすく解説したいと思います。

登録販売者には「区分」がある

登録販売者には2種類の区分が存在します。

  • 管理者要件を満たす登録販売者
  • 管理者要件を満たさない(研修中の)登録販売者

この二者の違いは「ある一定の期間、実務(業務)を経験しているか」どうか。

管理者要件を満たさない登録販売者は……
名札に「登録販売者(研修中)」などの表記が必要になります。
また、薬剤師や、管理者要件を満たした登録販売者の指導のもとでのみ市販薬の販売ができます。

つまり、研修中の登録販売者は資格者として半人前。
一人でお薬売場を開けることも許されないのです。

「実務」「業務」経験のちがいとは

結論からいって呼び方がちがうだけでやっている内容はいっしょです。

なぜ同じことをしていても呼び方が変わるのかは以下の通り。

  • 「実務経験」販売従事登録をする前の仕事の経験
  • 「業務経験」販売従事登録後の仕事の経験(研修中時も含む)

つまり、試験を受ける前の仕事のことも「経験として含まれます」

実務・業務経験が過去5年以内に24ヶ月以上、過去5年間において合計1920時間以上になると

「実務(業務)経験証明書」

が申請できます。

たとえば私のように、薬局で経験を十分に積んだあと、ドラッグストアに転職するとします。
そのときに、この「実務(業務)経験証明書」を書いて転職先に提出すれば、転職初日から管理者要件を満たした資格者として働くことができるのです。

ほかにも、自分で薬店を開業するときにも、一人前の登録販売者としての証明として必要になるようです。

実務・業務経験に含まれる期間と時間

現行の制度では、業務に従事していた期間によって、管理者として働いていた人も「研修中」に戻ってしまうこともありえます。

2021年8月2日以降、すべての登録販売者には以下の条件が適用されています。

  • 薬事業務に従事する期間「過去5年以内に通算2年(24ヶ月)以上」
  • 薬事業務に従事する時間「過去5年以内に合計1920時間以上」

つまり、お薬の現場で働いていた期間が過去5年間のうちに2年あり、かつその合計時間が1920時間以上あれば管理者になれます。

この期間は、前章にも書いたように販売従事登録をする前の業務も合算されます。

従事登録前というのは「試験に合格する前」に働いていた期間も、ということです。

出産や育児、介護などのライフステージによって、仕事の現場を離れる人もいると思います。
そういった人たちが、再び管理者として働くためには離職期間を3年以内にとどめるといいでしょう。

それを過ぎると「過去5年以内の通算2年」の条件に満たさなくなり、再び「研修中」となります。

実務・業務経験として認められるお仕事

実務・業務経験として認められる仕事内容は下記のように決まっています。

  • 主に一般用医薬品の販売等の直接の実務・業務
  • 一般用医薬品の販売時の情報提供を補助する実務又はその内容を知ることができる実務
  • 一般用医薬品に関する相談があった場合の対応を補助する実務又はその内容を知ることができる実務
  • 一般用医薬品の販売制度の内容等の説明の方法を知ることができる実務
  • 一般用医薬品の管理や貯蔵に関する実務
  • 一般用医薬品の陳列や広告に関する実務
  • 一般用医薬品の販売時の情報提供業務
  • 一般用医薬品に関する相談対応業務
  • 一般用医薬品の販売制度の内容等の説明業務

つまり、これらをわかりやすい言い方にすると……

「市販薬の直接の販売・接客」だけでなく……
それをした人がどんなふうに行ったかを聞いたりすることも「経験」
また、お客様にお薬の相談をされたときに、別の資格者を連れてきて対応してもらうことも「経験」

お薬を棚に並べたり前出ししたりすることも「経験」だし、POPを書いたり販促に関わることも「経験」

一人前の登録販売者でなくとも、意外にやれることがありそうですね。

まずは市販薬を販売する現場で働くことから始めてみましょ

ということで、実務・業務経験についてまとめると……

  • 試験に合格前のお仕事も「経験」として数えられる
  • 管理者要件を満たした時間を確保できれば途中で離職しても復帰可能
  • 直接市販薬を販売接客せずともさまざまな場面が「経験」としてみなされる

ということがわかると思います〜!

まずは、お薬の販売の現場へ足を踏み入れるところから始めてみるのもいいかもしれません。

仕事の幅を増やすためにも登録販売者試験の合格をめざしましょ〜!

それでは、今日も元気にいってらっしゃい。

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