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自信を持つにはまず〇〇! 経験と知識を信じるための方法

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児島悠史先生の「OTC医薬品の比較と使い分け」をようやく開いて読み始めています。
まだ解熱鎮痛薬までの数ページしか読めていませんが「病院受診のトリアージ」はまさに、そうそう、こういうのを知りたかったの! という受診勧奨を判断するための具体的な症状、判断基準が書かれています。
受診勧奨するところはして、お店を頼りにやってきたお客様に対してできるサポートは最大限にできるようになりたいものです。

一度勉強を始めると、それまで知らなかったことを知ることで「こんなことを知らずに、私は今までくすりを売っていたのか!」という恐怖心が生まれます。
その恐怖心を知らない人は、自分の知識、世界に自信がある人が多い気がします。
私はその不確かな自信を払って、もっと確かなものにするためにも、いろんなことを知っていくべきだなあって思っています。

解熱鎮痛薬の使い分けのポイントを読んでいるとき、思い出すことがありました。
それは昨年、SNSでフォローしているある知人が「発熱があってインフルかな? と思ったらまずは解熱剤で対処する」ような旨の投稿をしているのをみつけたことです。
「インフルエンザの検査を受けるのはできれば12時間後」だということも書いてありました。
エテンザミドとアスピリンは禁忌だということはご存じだったようですが、この投稿に疑問を抱きました。

いえいえ、インフルエンザの疑いがある場合はむやみに解熱鎮痛剤を飲んではいけません。
強いて飲むならアセトアミノフェン単剤の解熱鎮痛剤のみです。
私はとっさにそう返信していました。

しかしその方は、どなたからかそのように教わったと言い、さらに
「アセトアミノフェンとイブプロフェン配合の市販薬ならとりあえず様子を見るのにはよい」
との返答をしてきたのです。
え、なぜ、イブプロフェン?
でもたしかにイブプロフェンが禁忌だという話は聞いたことがありませんでした。

投稿した方の立場などを考えたら、まさか発信元がどこの誰なのかもわからないネットや雑誌の書き込みを鵜呑みにしているわけではないだろうと思いました。
きっと医師や薬剤師の知人の一人や二人いるだろうし。
私はお世話になった人相手にこれ以上否定して自分の意見押しつけるのもなと考え、そういうものなのかな、とさえ思えました。

この投稿には「私の認識不足でした。これからも安全なくすり選びをしたいと思います」と幕を下ろしています。

あれから1年ちょっと経ったいま、その投稿の一連のやり取りを見返して思うことは、もう少し自分の知識と経験を信じられる自分でありたかったなということ。
私はそれまでの経験上、先輩の薬剤師や登録販売者からは、インフルエンザが疑われる人にはやむを得ない場合アセトアミノフェン単剤の薬のみ販売するよう指導されてきました。
ただ、なぜイブプロフェンではだめなのかという理由が、当時説明できなかったんだと思います。
今ならイブプロフェンは安全性が確認されていないから勧められないんだということがわかるし、インフルエンザの治療薬にはタイムリミットがあることも知っています。
発熱以外のインフルエンザ症状の特徴も覚えてきています。

当時、知人はインフルエンザにかかっていたわけではないと思います。
でももし、その情報を信じて解熱鎮痛薬を使用し、病院を受診するのが遅れたとしたら、インフルエンザの治癒にも遅れが生じる可能性もあるし、脳症などの危険も生まれかねません。
私たち資格者は、そういったことを防ぎ、安全な方へ導くためにも、自分の発言が確かなものであるという根拠を作るべきだし、そうして自分の力で得た知識や経験には自信を持たなければだめだと思いました。

そのためには日々勉強!
いつものカフェで本でも読もうかな~。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい。

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