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首が痛いという高齢のお客様来店! その対応

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「主人が頭が痛いと言うのだけれど、痛み止めはどこかしら」
と言う70代くらいの女性のお客様。
解熱鎮痛剤のところへご案内し、一応ふだんはどのくすりを使っているのかを聞いてみました。

「特に今まで使ったことはないのよ。頭から首が痛いというから買いに来たんだけど、どれがいいのかしら」
「首、ですか。いつ頃からそういった症状って出ていますか」
「ここ数日位のことだったかと。最初に言い出したのは主人があたりめを食べていた時なので……」
「うーん、その痛みって、なくなるときとかはあるんですか」
「そうね、時々痛みが起こるみたい」
「横になったり安静にしたりすると痛みが治まるとか、運動していると痛みが増すとか、そういうことはおっしゃったりしていますか」
「そこまではちょっとわからないわね……」
「ご主人お仕事とかはされていますか。日頃机に向かうことが多かったりするんでしょうか」
「どちらかというと動いていることの方が多い人ですね」

なんだか話を聞いていて非常に怖かったので、病院をすすめることにしました。
「もし痛みが治まったりするときがあるのなら、違うかもしれないこともあるかもなんですけど、一応病院へ行って診てもらった方がいいかもしれませんね」
「やっぱりそうかしらね」
「うん、ふだんそんなに頭痛が起こらない方みたいですし、首まで痛いともなると、脅かすつもりじゃないですけど、くも膜下出血とかそういう可能性も出てきますので」
「そうなのね……」
「ええ、ご本人じゃないし我々病気の診断ができないのであくまで想像になっちゃいますけどね。一度病院へ行って、原因調べてもらうつもりで診てもらった方が、安心ですけどね」
「そうね、そうしてみるわ」

そう言ってお客様は帰られました。
つい先日のことなので、結局その方がどうされたか、どのような診断だったのかはわかっていません。
ただ、ここ数日の間に「本で見た!」という事例すぎて、だいぶ慎重になりました。
本当にいらっしゃるんですね、はじめての頭痛で、首まで痛いとか言われる高齢の方。
少しこわいなと思いました。

そう思っているとその翌日、今度は年配の男性のお客様が「首が痛い」と痛み止めを買いに来られました。

「あれ、昨日とか奥様がうちにくすり買いに来られたりしていませんか」

と、思わず尋ねてしまいましたが、どうやら別人のよう……。
風邪をひくと首のあたりがよく痛くなるんだ、と、意識もはっきりそう言われたので、この方は大丈夫かな……と判断。
鼻の症状もあるようでしたが、前立腺のお薬だけ飲まれていることを確認。
なかなか鼻炎薬が選びにくい状況だったのと、どちらかというと痛みの方がしんどいということだったので、解熱鎮痛剤だけ買っていただくことに。
アセトアミノフェン単剤の商品を選ばれ帰られました。

頭が痛い、と同時に他の場所も痛いと言われると、なんだかどきっとしてしまいますが、お客様の話をよく聞いて、病院をすすめるかどうか判断したいですね。
お客様にとっていい選択ができますように。

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