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仕事観

【職務経歴書】自己PRが書けない! 2度転職活動をした私の解決策【履歴書】

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私は今の会社であるドラッグストアに入社する前に、2つの会社に勤務していました。
ひとつは調剤薬局、もうひとつはケーブルテレビ局です。

転職活動で大変なのは「自己PR」となる「職務経歴書」などの作成ではないでしょうか。

私はこの類のものが、学生時代の就職活動のときから苦手でした。
だって、自分には何かすごい経験をしたことも、結果を残したこともなかったから。

新卒の就職活動は、どこにも内定がもらえなかったし、最初の会社に勤めるまでも一苦労でした……

そんな私が、異業種からの転職、さらに30歳手前での再転職を成功させました。
一番変化があったのは「職務経歴書」の書き方に対する考え方です!

「職務経歴書を作成したいけど自己PRが思いつかない」
「ふつうに働いてきただけで全然すごいことしてこなかった」

と、焦る転職希望の人に、ぜひ伝えたいことがあるので、記事を書かせていただきますよ〜!

自己PRは「すごいこと」「変わったこと」を書くところではない

そもそも、自己PRに「すごいこと」を書こうとするから書けないことはありませんか。

新卒の頃の私がそうでした。
何か大会でいい賞を取ったこともないし、変わった経験を積んできたこともない。

苦肉の策として「なんでもないことを、すごいことをしたかのように」書いたりもしましたが……
結果、採用担当の人の心には響かなかったようです。

でも、考えてみてください。
採用担当の人は「すごい人」を雇いたくて履歴書などを書かせるのでしょうか。

たぶん「一生懸命ちゃんと働いてくれそうな人」とか「どんなことを大切に考えているかわかる人」とか。
そのくらいの感覚じゃないでしょうか。

だから私は、地味でも自分がやってきたことや大切にしていることを伝えようと思うようになったのです。

実際に私が書いた職務経歴書作成手順はコレだ!

ということで、私が書いた職務経歴書は、超絶ふつうのことをふつうに書いただけの書類でしたが……
2回の転職に無事成功しているのであります。

しかも最初の転職はテレビ局から薬局への異業種転職。
業務内容がぜんぜんちがう仕事でも、伝えることは同じです。

実際に「職務経歴書」に書いた項目は……

  • 入社した会社の情報(事業内容や所在地、社員数など)
  • 主に担当した業務内容
  • 自己PR(仕事への姿勢)

これを配属された部署ごとにくり返し書いただけ。

じゃあ肝心の「自己PR」の内容はどのように考えたのか、その手順をお伝えします。

手順1「自分が担当した業務をこと細かに書き出す」

たとえば、ケーブルテレビ局での業務だと
「取材依頼」「情報収集」「編集」「出演」「打ち合わせ」「テロップの送り出し」「現場撤収」
などが私の仕事でした。

実際に職務経歴書に書く「業務内容」に通じる作業でもあります。
異業種からの転職だったのもあり、さらにくわしく仕事の内容説明を書いたりもしました。

とにかく自分がやってきたことを具体的に書き出すことから始めます。

手順2「書いた業務の中からいくつかピックアップする」

書いてきた業務の中でも自分が「楽しい」と思う業務や「好き」だと思う業務、「大切だな」と思う業務などと、いくつかピックアップしてみます。

たとえば、ケーブルテレビの業務だと、私の場合は取材業務である「情報収集」をピックアップしています。
薬局のときの業務だと「接客」に対してけっこう重要視していました。

机に向かうよりも人と会っているほうが好きだと言って転職した私の思いが、選んだ業務にまんま表れていますね。
ピックアップした業務に、自然と共通点や大切にしている部分がくっついてきているはずです。

手順3「ピックアップした業務でのこだわりや思いを書く」

ここで、なんでその業務をピックアップしたのかというところを自分に問いかけます。

「情報収集」をピックアップした当時の私は、全ての業務の中でそれが一番重要だと考えていました。
なぜなら「情報」こそが番組を制作する上での肝になるところだから。

たくさんの情報を得るためには、より大勢の人に、より多様な問いかけをすることを心がけました。
人に会う=会社の顔として、地域の人に広く自身を知ってもらい、親しみを持って接してきました。

ほかにも、たくさんの業務をこなすことで自主的に行動する姿勢を大切にしてきたし……
放送日に間に合わせるよう、正確さとスピードを求められたために高い意識で仕事に打ち込んでいました。

……ほら、なんだか自己PRになりそうな気がしませんか。

薬局やドラッグストアの業務とは、ぜんぜんちがう仕事でも、これだけのことがアピールできるのです。

自己PRは自分が抱く「仕事への姿勢」を書くべし

そう、自己PRに書くことというのは

「自分が大切に考えている仕事」に対し
「どんな心構えで取り組んできたか」がわかる文章です。

それは決して自分の長所のアピールでなくてもいいし、なにかの自慢話である必要もありません。

「私はこういうことを大切にして働いてきましたが、ここではそれが活かせそうですか」

という会話をするつもりで、履歴書や職務経歴書が書ければいいなと思います。

登録販売者試験に合格して、これから転職活動だ〜という人もたくさんいると思いますが……
自分にぴったりの職場が見つかることを祈って、転職活動がんばってください!

それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜。

-仕事観

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