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仕事観

「仕事で手を抜く」はサボりではない! きちんと業務の「中身」を考えています

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何事も全力投球を貫く人もいる中、私は逆。
いかにうまく手を抜くかを考えて行動しています。

でもこれがけっこう難しい。

仕事においていえば、やるべき仕事を見つけることができても「何をやらないか」を選択するのって意外と簡単ではありません。

でも何かをやらない、誰かに任せたり、後回しにしたりすることで、他のことが効率よく動くとしたら「やらない」という選択肢があるのはアリなんじゃないかと思っています。

という考え方を今日はつらつら書いてみたいと思います。

私は白衣を洗わない、全部クリーニングに出している

自分の家で洗った白衣が「きたない」と指摘されて以来、私は白衣は全部クリーニングに持っていっています。

それまでは洗剤を変えたり、手洗いをしてから洗濯機に入れたり、いろんなことを試していましたが、全部やめました。

クリーニングもふつうのコースではなく、より強力で白くなるコースをお願いしています。
お金はかかりますが、以降白衣がきたないと指摘されることもなくなり、真っ白できれいなものを着続けられています。

できないことはできる人にお願いする

自分で洗っても、けっきょく「真っ白な白衣」になりません。
だけどクリーニング屋さんにお金を払えば、自分の力じゃ到底できないプロの仕上がりが手に入ります。

高いお金を払って人にお願いするなんてと思う人もいるかもしれません。

でも、お金をかけないつもりで洗剤をあれこれ試したりして、挙句白衣が白くなりませんでした……
と言ったら、確実に結果を得られる方が「ムダ」ではないと思うんです。

なによりどんなに力を込めてもきれいにできないというストレスから解放されます。

自分にできないことは、早く「できない」と認めて……
「できる人」「得意な人」に任せた方が、むしろコスパがいいという考えです。

空いた時間で他のことに集中できる

お金よりもむしろ「時間」におけるコスト削減が大きいです。

だってそれまではより良い洗剤を探す時間、買う時間、実際にそれを試す時間……
そして結果きれいにならなかったという現実。

その時間があれば、私はもっとちがうことに挑戦できるのでは。

ほかの家事に力を入れられるかもしれないし、趣味の時間を増やせるかもしれないのに……
そう考えたら、クリーニング屋さんに預けておけば数日後にきれいな白衣が手に入るなんて、最高でしょう。

けっこう前にポテトサラダをお惣菜売場で購入する女の人が批判されたという投稿が話題になっていましたが……
ポテトサラダを作るのにかかる時間を、その人はお金で買っただけのことなんですよね。

ポテトサラダ作りにかかる時間を、自分の休息など有意義なことに充てられるのならば、お惣菜は購入する価値があります。

手を抜くかどうか考えるのはそれだけ仕事の中身を考えている

こんな感じで、仕事においても「それは本当に100%全力投球するべきなのか」ということは考えなくてはならないと思っています。

なぜなら、ただ全力投球で仕事をしている人ほど、仕事の中身を考えていないように見えると考えたからです。

もちろん全力で仕事をすることが悪いことと言っているのではありません。
ただ、すべてを同じ熱量でこなしていたり、あるいは全力を注ぐ業務を見誤っていたりすると、むしろ仕事の効率が悪くなるものだと言いたいです。

「仕事の手を抜けない」人は、仕事に対して以下の向き合い方ができていないことはないでしょうか。

指示を額面通りに受け止めていないかどうか

たとえば、朝起きたらお母さんに「顔を洗ってきなさい」と言われるとします。
あなたは顔だけを全力で洗って帰ってきますか。

なぜ「顔を洗ってきなさい」と言われるのかを考えれば……
目的は「自分の身を整えること」にあると思うんです。

だから「顔を洗う」だけでなく「歯を磨く」「寝癖を直す」などもいっしょにやってくるんです。

「手段」と「目的」を履き違えていると、そこが見えません。
「手を抜く」ことは絶対的に「サボること」ではなく、目的を達成させるための力配分が理解できているかどうか。
ひとつの仕事にかける全力よりも、力を分配していくつかの手段にかけたほうが、目的は達成しやすいです。

私は洗顔に100%かけるより、歯磨きと寝癖直しに30%ずつ与えるべきだと思います。

自分の立場・役割を理解しているかどうか

自分はその場においてどんな業務を任され、何を期待されているのかを理解しているかで、力を入れるべき仕事がわかります。

たとえば、自分の他にレジ業務を任されている人がいるのに……
その人を差し置いて自分の業務そっちのけでレジ応援に走る人がいたらどうでしょう。

もちろん、レジに走る担当の人が接客対応している最中だったりしたら、ほかの従業員がレジに走ることはします。
あるいは、自分がたまたまレジの近くにいたときに、お客様の長蛇の列ができていた、とか。

そうではないのに、毎度レジに走っていたとしたら……
せっかくその従業員の業務を集中して進めるためにレジ応援の従業員をおいているのに、意味がありません。

自分の立場を理解していない上に、まわりの従業員がなぜその業務を任されているのかを理解できていないと考えます。

「クリーニング屋に白衣を託す」ではありませんが、他人に任せられる仕事は任せるべきです。

仕事の優先順位がわかっているかどうか

よく仕事の優先順位を決める目安として言われる言葉に

  • 「重要かつ緊急」
  • 「重要だが緊急でない」
  • 「重要でないが緊急」
  • 「重要でも緊急でもない」

というものがあります。

この区別がつかないと、すべての仕事を全力でこなそうとしてしまいます。

すべてを全力でするとどうなるかというと、仕事が遅くなるんです。
そして、本当に終わらせておいてほしい仕事に手をつけられていなかったりする。

仮に全力に近い力を出すのなら「1」のみで、「2」は優先順位を落とし、「3」は可能なら誰かに委託し、「4」は後回しでもよかったりします。

「手を抜く」場所を知るためにいろんなことに取り組むべき

とはいえ、冒頭に戻りますが「手を抜く」べきところを見つけるというのは、なかなか難しいことなのです。

「手を抜く」には、業務全体を知りどこで力を落とせるのかを理解している必要があるからです。
ある程度の経験値を積まないと(積んでいても)よくわからないことかもしれません。

だから「手を抜く」=「サボり」ではないのです。

いろんなことを経験し、自分が本当にやるべきことはなんなのかを見極められる人間になりたいものですね。

今日はここまでです。
すてきな1日になりますように〜!

-仕事観

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