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仕事観

仕事に誇りを持つことは、自分自身を救い人にもやさしくなると思う。

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以前、まだこの登録販売者の資格を持つ前……
調剤薬局で事務をしていた頃に参加した異業種交流会でのことです。

各々の職業を自己紹介していると、調剤事務をしていますと言った私に、同じく参加していたどこかの薬剤師さんに

「ああ、いつも薬剤師の尻拭いを……」

と言われたことがありました。

きっとその薬剤師さん的には、自分の粗相をフォローしてもらっているという意味で言ったのかもしれません。
でも、当時自分なりに誇りを持って仕事をしていた私にとってその一言は
「ああ、私の仕事は薬剤師の尻拭いなんだ」と、静かに凹みました……

職業に貴賎なし、という言葉を私は信じています。

世の中にはきっと、頭の中で職業に対する上下を作ってしまっている人もいるでしょう。
それでも私は自分に与えられたこの仕事を、誇りを持って全うしたいなという話です。

仕事に誇りを持たずに働くとぜんぜんいいことないよ

まわりがどう言っていても、自分の仕事は自分で肯定しなきゃって思います。
もし、自分の仕事に誇りを持たずに働き続けていると……

  • 働くことに面白さが見出せず仕事がつまらない
  • 失敗を重ねるようになり仕事に責任感がなくなる
  • 自分で自分の仕事を下に思い劣等感を抱くようになる

こんなわる〜い状況にどんどん陥ってしまいますよ。

働くことに面白さが見出せず仕事がつまらない

仕事に誇りが持てない人って、そもそも仕事が楽しく感じないのではないでしょうか。
毎日同じようなことのくり返しでも、ちがう何かや新しい何かを感じることで、面白みを感じることもあります。

でも、そういう側面を見つける余裕もなくただひたすら業務の終了を待って帰るとなると、仕事ってつまらないですよね。

与えられた仕事の意味もわからず、ただやらされていると感じながら働くのでは、仕事に誇りは持てないでしょう。

失敗を重ねるようになり仕事に責任感がなくなる

そういう「つまらないな」と思いながら仕事をしていると、やる気だって出ません。

仕事に集中できずに、失敗を起こすようになり、怒られたりして、さらにやる気がなくなる。
だんだん簡単な作業でもミスをくり返すようになったりして、自信もなくします。

働くことに対するモチベーションが一向に上がらず、誇りを持った仕事とはいかないでしょう。

自分で自分の仕事を下に思い劣等感を抱くようになる

自分の仕事に自信がないと、すぐにまわりの他人と状況を比べたくなります。

「あの人の仕事と比べたら私の仕事なんか……」と劣等感を抱くようにもなります。

劣等感を持つのは、だんだん「仕事」だけじゃなくて……
「生き方」とか「自分自身」とかにまで自信がなくなって、僻んだり妬んだりした気持ちも生まれます。

嫉妬する気持ちからやがては自信の喪失をさらに招き、人を無気力にしてしまいます。

他人と比べずサポートしてくれるすべての人に感謝するのがカギ

もし、今の仕事に誇りが持てない場合、思い切って職場を変えたり、職業そのものを変えてしまうこともアリでしょう。

その仕事を続けることで自分を嫌いになってしまうのであれば、すべてを捨てて変わるべきだと私は思います。

でも、もしちょっとだけ自分の意識を変えるだけで仕事に誇りを持てるかもしれないのであれば……

  • まずは自分と他人を比べないこと
  • そしてサポートするすべての人に感謝すること

ここから始めてみてはどうでしょうか。

誰がなんと言っても、自分の仕事は自分で肯定して、誇りを持つ。
そこから始めなければ、今からどんな仕事に就き直したとしても同じです。

そして「サポートするすべての人」に感謝。
これは「仕事」だけでなく、あなたの「生活」や「気持ち」など……
自分に関わるすべての人に「ありがとう」という気持ちを持つことです。

自分がこうして働けるのは、まわりのサポートがあってこそ。
その人たちの働きにも、リスペクトを送らなければならないと私は思います。

当たり前のように日々働けることに感謝します。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜!

-仕事観

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