ドラッグストアで登録販売者という資格者としてはたらく靉（あい）です。
登録販売者の仕事は、いわゆる接客業です。
市販薬の相談販売もしますが、多くはそのほかのドラッグストアの店舗業務にも追われています。
私は決してコミュニケーション能力に長けている方ではありませんが……
ドラッグストアでの仕事が好きでたのしくて、今の会社には４年以上勤めています。
学生時代にも、飲食店やレコードショップなどで働いたことがあります。
そんな私が、中でもこの「登録販売者」という立場ではたらく接客業は「ちがう」と感じる部分がひとつあります。
それを今日ご紹介できればいいかと思います。
目次
登録販売者の仕事は「ありがとう」と言われる確率がかなり高い
「登録販売者」として接客していると、お客様から感謝される確率が高くなります。
もちろん、売場をご案内したり、血圧計の電池を変えて差し上げたり……
そういったことでも「ありがとう」と言ってくださるお客様はいらっしゃいます！
でも、これまでほかの接客の現場ではたらいていて……
レジでお会計をしたり、お料理を席に運んだときに、わざわざお客様から感謝の言葉って、ほとんどいただかないと思いました。
（言ってくださるお客様もいらっしゃいます。嬉しいですよね）
そんな中、私の今の仕事、登録販売者という資格者は……
お客様にお薬や健康のサポートをすることにより、ありがとうと言われることが多いと感じました。
「ありがとう」と言われる登録販売者の接客のヒミツ
では、登録販売者の資格者としての相談接客の、どんなところで感謝されているのだろうと考えました。
登録販売者はこんなところで「ありがとう」をいただけます！
登録販売者のありがとうポイント
- 選択に迷うお客様にお薬の提案ができる
- お客様の目線でわかりやすく説明できる
- お客様の健康を考えた上で助言ができる
- 身近な存在として親しみを持ってもらえる
選択に迷うお客様にお薬の提案ができる
「たくさんあるお薬の中から、どれを選べばいいのかわからない」
そんなお客様に代わって、知識と経験とお客様のニーズからたったひとつのお薬を選びだす。
一生懸命説明して、お客様の悩みも汲んだ提案ができる。
お客様は、自分のために選んでもらえたお薬を手に、安心したようすで「ありがとう」と言ってくださいます。
お客様の目線でわかりやすく説明できる
成分名などの用語、ほかのお薬とのちがい、自分に合っているかどうか。
お店にやってくるお客様は、お薬の知識はないことがほとんどです。
そんなお客様へ、かんたんな言葉で、わかりやすくお薬の説明をしてさしあげます。
わからないという不安が解消されたとき、お客様に「ありがとう」と言われることがあります。
お客様の健康を考えた上で助言ができる
登録販売者は、市販薬の知識だけで仕事をするわけではありません。
医療機関への受診をおすすめする判断もしますし、市販薬以外の解決方法を提案することもあります。
ならば飲む必要のないお薬を、無理に販売はしない。
さまざまな方法や解決策を提案し、助言ができるのが登録販売者の役割。
結果的に自分の健康を第一に考えてくれたと思っていただけ、感謝されることもあります。
身近な存在として親しみを持ってもらえる
多くの医療機関に勤める医療従事者のみなさんと比べ……
ドラッグストアなど、身近な小売店に存在するのがわれわれ登録販売者。
そこにいる白衣を着た店員さんに話しかけるだけで……
お薬を選んでもらえ、健康に関する情報も教えてもらえ、なんだか元気になれる。
しかも相談料はかからない！
いつでも尋ねることのできるくすりと健康の専門家として頼りにされ、親しんでいただけます。
「いつもありがとう、またあなたに相談するね」という言葉をいただけるような接客を目指します。
「ありがとう」を言っていただける接客を目指してがんばる
決してコミュニケーションが得意ではない私が、もっといい接客がしたいと思うのは……
やっぱりお客様から「ありがとう」をいただきたいからです。
ドラッグストアの仕事の中で、市販薬の販売接客は、ひと月にほんのごく僅かな回数しかないかもしれません。
でも、お客様から感謝される喜びを知ったら……
その時のために、もっと接客スキルを上げとこう！ と思えるのです。
とってもやりがいのある資格なので、あなたも目指してみてはどうでしょう！
それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜。