1ヶ月くらい前、すごはんのまっす〜さん(絶賛新作本の製作作業中)が、眼精疲労の対策を教えて〜という記事を書いていたので、今更ですが眼精疲労のことを書いてみたいと思います。
目薬をお探しのお客様に、どのような症状で探されているのかを尋ねると「疲れ目で」「目がしょぼしょぼして」という感じのお答えをいただくことがあります。
そういう人のお話をよくよく聞いていると、たいへんおつらそうなことも多く、いろいろとアドバイスしたくなるものです。
目次
「眼精疲労かな」と思いながらの対応になるとき

「眼精疲労」になると「疲れ目」などの目の症状だけじゃなくて「頭痛」「腰痛」「肩こり」などの全身症状をともなうことが多いです。
これはいろいろ諸説あってはっきりわかってない部分なのかもですが……
疲れてよく見えないような目で、ものをよく見ようとすると、全身が緊張したりすることから、こういった症状がともなうのでは、という感じです。

パソコンやスマホの作業が多かったり、デスクワークの人だったり、細かい作業をする人だったり……
目をよく使う人は体もこわばっていることが多いのかもですね。
「眼精疲労かも」なお客様へすすめる3つの対策
そんなお客様の声を聞くと、もはや目薬だけで解決できるようなことではないように思います。
眼精疲労になると、ちょっと休んだところでなかなか解消できるものではなくなりますからね……
ということで、お薬プラスアルファでご案内することが多いのがこの3つです。
目をあたためる
けっこういろんなメディアで紹介されているし、市販でも多くのグッズがありますから、ご存知の人も多いです。
目をあたためてまわりの血の流れをよくしてほぐす感じ。
一番手っ取り早いのは、やっぱり自分で濡らしたタオルを電子レンジでチンしてあたためたものをまぶたの上にのせること。
加熱時間は1分ほどで大丈夫。
ビニール袋やラップで包むと、びたびたしなくてよき。
これやるときもちよくていいですよね。
熱すぎるのはよくないので、熱かったらまぶたから外して冷ましてください。
血行促進のビタミン剤を摂る
体がこって痛みがあるのは、血行が悪くなっている可能性があります。
なのでビタミン剤でも「血行促進」の効果のあるものをすすめることはよくあります。
眼精疲労に限らず血行をよくすることは大切です。
目をあたためることも結局、血行促進。
日頃からあたたかい格好を心がけるのもいいかもしれません。
目の運動や体のストレッチを挟む
血行促進と同時に、筋肉の緊張をほぐすことも効果的です。
目をつむって目玉をぐるぐる上下左右に動かして、目の筋肉をほぐす。
作業の途中で立ち上がって伸びをしたり簡単なストレッチをしてみる。
休憩にもなりますし、没頭してしまう人は意識してやってみるといいでしょう。
「眼精疲労じゃないかも」というお客様も中にはいる

ちなみに、目の症状というのはいろんな原因が考えられることもあるのです。
眼精疲労かもと思う人もいれば、そうじゃないかもと思う人もいます。
緑内障や白内障などの病気の可能性もあるし、脳神経系の病気の可能性もある。
症状が重かったり、おかしいなと思うことがあったりする場合は、眼科の受診をおすすめしています。
過去に書いた記事にもう少し細かく書いてあると思うので、ぜひ読んでみてください。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜。