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手書きPOP

ちょっとした「ハートマーク」でお客様の心も上げていきたい

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お店によっては、お客様に知ってもらいたい、守ってもらいたいルールがあるところもありますね。

ドラッグストアなどだったら、お薬によってはひとりにつきひと包装しか売れない商品もあったりするのも、それですね。

誰かにお願いごとをすると……
どうしても「○○してください」あるいは「○○しないでください」という口調になってしまう。

でもこれを、見方を変えることで、言い方もぜんぜんちがって書くことができるんです。

アイスストッカーの保冷用カバーの使用に関するお願い

配属するお店のアイスストッカーは扉のないタイプのストッカー。

夏になると気温の上昇で、商品に影響が出てしまうことがあったので……
最近は保冷カバーを上にかけたまま、営業中も販売することにしだしました。

でも、この全体を包む銀色の大きいカバーは、アイスを選ぶのにかぶせたままではまったく見えないし……
わざわざどかしてもらうのも手間で、正直アイスを選ぶのに面倒なんですよね。

売る方としてもデメリットに思いますが、ドロドロのアイスを売ってクレームをもらうよりマシと割り切っている状態。

カバーの上にこんなお願いPOPが添えられましたが、もっといい感じに書き直してほしいと店長。

この状況でふつうに考えたら、だいたいこんな文面になると思いますが……
見方を変えて、おんなじことを伝えるのにはどうしたらいいのかを考えました。

デメリットをメリットにも変えたくて書いたPOPがコチラ

まず、私が取り除きたかったのは「お客様へ手間を取らせることへの申し訳なさ」を出すことです。

「申し訳ございません」「ご迷惑をおかけします」
という姿勢を店側が見せることは、お客様に「いえいえそんな」と言わせるような行動とも考えられます。

でも、それが余計に商品の購入から遠ざけさせていてはもったいないと私は考えました。

これは「お客様にカバーをとっていただく」POPではなく……
「お客様からカバーをとりたいと思わせる」POPでなければならない!

そう思った私は、銀色に覆われて見えないその下に「キンキンに冷えたアイス」があることを示しました。

そして「保冷のため、カバーをかけて販売中」として、ちゃんと売っているということもわかるようにしました。

短い文章だけど、お客様に安心してカバーをとっていただけるための工夫を詰め込んでいます。
見えないことで、どんなアイスがそこに眠っているのかを見るワクワク感にも繋げられるかも。

同じことを伝えるのでも、言い回しでまったく印象がちがう

「相手に行動してほしいならパンチよりもハート」

これ、すごはんのまっす〜さんから何度も教えていただいた考え方です。

たとえば、最初のPOPにある「ご協力のほどよろしくお願いいたします」も……
「ご協力ありがとうございます」にするだけで、ちょっとハートに近づく気がします。

最初はいろいろ考えるのが難しかったら「ありがとう」の一言を添えるところからはじめるのもいいですね!

こちらからお願いするよりも先に、お客様からそうしたいと行動させられる……
そんなPOPをこれからも書いていきたいな〜と思います。

それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜!

-手書きPOP

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